チェルカルが立ち上がったのは今年4月。きっかけは、2012年の夏、同団体代表の藍沢啓人さん(明治大学政治経済学部3年)が立ち寄った古本屋で、フェアトレードブランド「ピープルツリー」の創設者サフィア・ミニー氏の著者に出会ったことだ。

「大学でファッションサークルに入っていたので、服の勉強をしようと古本屋に行った。偶然、サフィア・ミニーさんの本を手に取り、エシカルファッションの存在を知った」と話す。この本との出会いでエシカルファッションに関心を持つようになった。

「周りの学生たちはファッション誌を参考にしたおしゃればかりで、多くの人が似て見えた。自分自身のおしゃれ感覚を追求するのではなく、最先端の流行やブームを盲目的に追いかけている気がした」

洋服はストーリーを持っているので、せっかくならエシカルファッションでおしゃれして、自分だけのストーリーをまとってほしいとの思いで、エシカルファッション情報を発信するサイト「チェルカル」を立ち上げた。

週に2から3本ほどエシカルファッション関連の情報を発信している。藍沢さんは「フェアトレードやエシカルを取材していくと、実は身近なところにあるものと気付く」と話す。ファッションに関心のある若者たちに読んでほしいので、身近で等身大なメディアを目指したいと意気込む。(オルタナS副編集長=池田真隆)

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