ゴミゼロの日である5月30日に、24時間かけて掃除し続ける企画が立ち上がった。主催したのは、NPO法人グリーンバード(東京・渋谷)の京都チームリーダーである辻本恵太さん。「この日をきっかけに、一人ひとりの環境美化意識を高めたい」と話す。

グリーンバード京都チーム。写真下部中央が辻本さん

グリーンバードは、国内外に48チームのゴミ拾いボランティア組織を持つ大型団体だ。各組織のリーダーには多彩なタレントを揃える。例えば、歌舞伎町チームのリーダーは、自身の性同一性障がいをカミングアウトした『ダブルハッピネス』(講談社文庫)の著者である杉山文野さん、赤坂チームのリーダーにはTBSアナウンサーの秋沢淳子さん、吉祥寺のチームリーダーにはap bank fesでBankBandのコーラスとして参加した登坂亮太さんなどが務める。リーダーを筆頭に、各地区で掃除活動を行っている。

今回主催した京都チームのリーダー辻本さんの本業は、ボーイズシンクロだ。20代前半の若者たちが中心で構成されるiNDIGO BLUE(インディゴブルー)に所属し、都内を中心に、関西や東北でもボーイズシンクロ公演を続ける。

iNDIGO BLUE時の辻本さん(写真中央)

辻本さんは、「今回の活動を一過性のものにしたくはない。24時間お掃除するというシンプルでバカげたイベントだが、たくさんの人に興味を持ってもらい、お掃除の輪を広げたい」と意気込む。

当日は、90分の掃除ごとに30分の休憩を入れ、京都市内の12ヵ所を24時間かけて掃除する。現在、参加者を募集しており、一ヵ所からの参加も可能だ。(オルタナS副編集長=池田真隆)

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