コンテストの審査基準は4つだ。第1次選考では、「革新性」と「社会への貢献」が、第2次選考では、「収益性」と「実現可能性」が問われる。多田部長は「途上国支援は、社会に対してどのようなインパクトを与えられるかが重要だが、持続性を確保するために、収益が見込めることが大前提だ」と話す。
第一次選考を通過した発案者は、1カ月にわたって事業計画の作成支援を受けられる。同社のコンサルタントや起業家、有識者らが、応募者たちを後押しする形だ。「専門家のアドバイスを受けられるので、具体的になっていないアイデアベースでも、ぜひ挑戦してほしい」(多田部長)。
募集期間は、9月1日から11月10日まで。国籍を問わずだれでも応募でき、グループ単位でも応募できる。最優秀賞の受賞者には、アイデアの事業化支援に加え、賞金50万円が贈られる。応募方法は公式サイトへ。
【説明会日程】
8月31日(土)14時~17時、AP品川(品川)
講師:日暮良治(アイ・シー・ネット株式会社コンサルティング部
海外ビジネス支援室)
9月4日(水)19時~21時、アカデミーヒルズ(六本木)
講師:遠藤謙氏(ソニーコンピュータサイエンス研究所アソシエイトリサーチャー)
9月21日(土)14時~17時、AP品川(品川)
講師:小田兼利氏(日本ポリグル株式会社 代表取締役会長)