年末年始のギフトに、Bean to Bar(ビーントゥバー)のチョコレートはいかがだろうか。Minimalのチョコレートは香料を加えずにカカオ豆の個性を生かし、食感をわざと残したチョコレートだ。カカオ本来の香りと味わいが、ワインやウイスキー、日本酒にも合うと男性からの支持も高い。(オルタナS編集長=池田 真隆)
日本でいち早くビーントゥバーチョコレートを手掛ける「Minimal -Bean to Bar Chocolate-(ミニマル)」。経営コンサルティング会社出身の山下貴嗣 代表が2014年に立ち上げた。銀座や池袋など、都内に4店舗持つ。
Minimalのチョコレートは、フルーツのような香りと酸味のあるものから、チョコレートらしいものまで、さまざまな味わいを楽しめるのが特徴だ。一般的なチョコレートでは、香りづけには原料となるチョコレートに香料を入れるが、Minimalでは余分なものを一切加えず、カカオと砂糖のみで作っている。
産地や品種によるカカオの違いをしっかりと楽しめるよう、製造工程では焙煎温度なども細かく設定し、カカオの個性を際立たせる製法でチョコレート作りを行なっている。
様々な香りと味わいのチョコレートは、ワインやウイスキー、日本酒などとペアリングを楽しむ30~40代の男性に好評だ。Minimalはアジア・中南米・アフリカなど世界中の様々な産地からカカオを仕入れている。一般的なカカオ豆代に支払う額と比べて2.5~3倍を支払い、品質向上のレクチャーも行う。
新商品として、6産地のシングルオリジンチョコレートが入った6枚セットの「Minimal Flight M-06」3888円(税込)も販売しており、年末年始のギフトとしての需要も高まる見込みだ。