主催したのは、東京都教育委員会とBumB東京スポーツ文化館。イベント内容は3部制で行われた。ソーシャルな活動をする20代ゲスト4人のトークセッション、ゲストも交えて参加者全体でのワークショップに懇親会だ。

トークゲストには、復興支援活動を行うNPO法人底上げの矢部寛明代表、NPO法人Youth for(ユースフォー)3.11の島田悠司理事、児童養護施設で学習支援を行うNPO法人3keys(スリーキーズ)の森山誉恵代表、親子問題の解決に動く任意団体「ぱぱとままになるまえに」の西出博美代表が登壇した。

20代のゲストをまとめあげたファシリテーターも、20代だ。2008年から「ワールド・カフェ」形式の対話に興味を持ち、独自研究をする古瀬ワークショップデザイン事務所代表の古瀬正也さん(24)だ。古瀬さんは、これまでに130回ほどのワークショップでファシリテーターを行い、2010年には、全国47都道府県で「ワールド・カフェ」を実施し、1200人を動員した実績を持つ。

■「ソーシャル世代」の最前線

1 2 3