自治体や市民が主体になり、地域の自然エネルギーの供給を目指す「ご当地電力」。その第一人者たちが全国から集結するイベントが10月19日に開かれる。保坂展人世田谷区長やタレントの小森純さん、よしもとパパ芸人、人気キャラクターらが登壇し、エネルギーについて真面目に楽しく学ぶイベントだ。(オルタナ副編集長=吉田広子)

このイベントの名称は「世田谷から始まる、未来のエネルギー生活」で、10月19日午後12時半~午後4時、世田谷区民ホール(東京・世田谷)で開かれる。

第1部では、バイオマス発電を利用した街おこしで有名な岡山県真庭市、市民出資によって発電事業を開始したしずおか未来エネルギー、自然エネルギー100%のロラン島など、国内外のご当地電力の事例が発表される。

保坂世田谷区長、エネルギーから経済を考える経営者ネットワーク会議(エネ経)の鈴木悌介代表のほか、城南信用金庫の安井稔・執行役員企画部長、世田谷新電力研究会の徳江倫明代表、みんな電力の上田マリノさんらが未来のエネルギーについて議論する。

第2部では、エネルギーについてクイズ形式で楽しく学べる「世田谷エコエネ未来学園」を開催する。京都エコエネルギー学院の槌屋治紀さん、省エネの伝道者クロコ徹さんが先生役として登場。小森さんやよしもとパパ芸人、人気キャラクターと一緒に、家族みんなで家庭でも役立つ節電方法などを学ぶ。

このほか、エコグッズがあたる抽選会、人気キャラクターのステージショー、eco工作のワークショップなども開催される。

参加費は無料。申し込みは、みんな電力のウェブサイト「エネとも」まで。

◆世田谷から始まる、未来のエネルギー生活