フィリピンマクタン島の旅行会社に勤務する倉田拓人さん(23)が11月16日から台風被害を受けたセブ島北部やレイテ島オルモック、さらには甚大な被害を受けたタクロバンなどを訪れ、現状を調査する。

倉田さんは、日本にいた大学生時代から学生による国際協力組織を立ち上げ、フィリピンや東南アジアの貧困地域を中心に自立支援活動をしてきた。今回の調査は、現地の観光省、警察、支援に入っているNGOと同行し、被災地の正しい情報とどのような取り組みが私たちにできるのかを伝える。

ハリケーン「カトリーナ」よりも被害規模が大きいとされるフィリピンの被害状況を6回に渡り、連載形式で紹介していく。

連載スケジュールは以下の通り。

第一回 セブ市内・マクタン島内の現状と風評被害
 
第二回 セブ市内から100キロ離れた被災地Medellin townとMarapasucua island

第三回 レイテ島の現状① タバンゴのバランガイキャプテン(町長)へのインタビュー及び現地視察

第四回 レイテ島の現状② 最大の被害を受けたタクロバンの今

第五回 最大の被災地Tacloban視察レポートと今後の展望

第六回 総括

倉田さんが立ち上げた学生組織「FEST(フェスト)」は、日本一「いいね」数の多い学生国際協力NGO団体として知られる

倉田拓人:1990年4月15日生。学生時代にNGO「FEST」「UYIC」を設立し、セブでの国際協力活動を行う。その活動の実績が認められ、世界銀行総会出席などを経験。現在はフィリピンマクタン島の現地旅行会社で勤務中。今回、台風の被害を受けた地域の現地視察を行い、状況を報告する。

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第一回 セブ市内・マクタン島内の現状と風評被害


第二回 セブ市内から100キロ以上離れた被災地メデリン/マラパスクワ/ボゴ


レイテ島の現状① タバンゴのバランガイキャプテン(町長)へのインタビュー及び現地視察


レイテ島の現状② 最大の被害を受けたタクロバン