「環境に配慮した、おまけに畑のついたアパートがあったら」。そんな発想で環境まちづくりNPO代表の平田裕之さんによって東京都足立区に建てられた「エコアパ」は、地球を冷やす工夫がたくさん仕掛けられている。
例えば室内は風が循環しやすいよう設計されており、また屋根で集めた太陽熱を床下で蓄熱できるなど自然エネルギーを最大限に活かせる構造になっている。さらに住み手が自然に省エネを意識できる仕掛けとして、各部屋の気温や電気、ガス、水道の使用量などが一目で分かるモニター『Eco-lives(エコライブス)』が室内に備わっている。
2DKG(G=garden)という間取りの通り玄関前にはそれぞれの畑があり、エネルギーだけでなく食べ物も自給できる夢のようなアパート。入居待ちの予約は絶えないという。(オルタナS特派員 木村絵里)
■参考URL
http://blog.canpan.info/eco-apa/