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ソーラーパネルを両翼につけ、その電力によって飛ぶ飛行機がある。スイスが研究開発を進める「ソーラー・インパルス」だ。

両翼につけられた太陽電池は約1万1000個で、燃料は一切使わない。同機は、昨年7月に26時間の連続飛行に成功した。今年5月には、スイスのパイエルヌからベルギーのブリュッセルまで13時間かけて飛行し、初めての国際飛行に成功している。

この飛行機を発案したのは、1999年に史上初の熱気球による無着陸世界一周飛行をなし遂げたベルトラン・ピカールら2人のパイロットだ。2014年には世界一周連続飛行を目指しているという。(オルタナS編集長 猪鹿倉陽子)