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私たちが日常飲んでいる清涼飲料水。裏面の記載をふと見たとき、「果糖ブドウ糖液糖」 と書いてあるのを見たことがある読者も多いだろう。そのブドウ糖を使って発電するのが「バイオ燃料電池」だ。

この電池は、バイオエレクトロカタリシスと呼ばれる化学反応の組み合わせによって、取り込まれたブドウ糖と酸素を分解し、その過程で生み出される電子を利用するという仕組みだ。電子の放出と結合する部分に電極を用意すれば、これを発電装置とすることができる。

2007年にはソニーがウォークマンを聞くことができる燃料電池の開発に成功し、研究を続けているということで、将来はコーラを電池として使う日が来るかもしれない。(オルタナS特派員=高橋遼)