今回の東日本大震災でも「避難所の設置」と「電源の確保」が課題になった。

特に電源の確保は、夜間の照明や外部との通信手段などで欠かせないが、非常用の発電機での電力供給も、石油などを燃料とすることから被災地での使用には限界がある。

そのような災害時に活躍が期待されるのが、太陽光発電テント「PowerMod」だ。アメリカでソーラー発電の製品開発を行っているFTL Solar社とAscent Solarsya 社が共同開発した。

15分で組み立てができ、二人まで収容可能。日中は4.5KW/h(キロワット毎時)の発電量で、テント内での照明、PCや携帯の充電は十分に賄えるという。災害時の課題を即座に解決できるため、日本での導入も期待したい。(オルタナS副編集長 高橋遼)


■参考URL
clean technica
http://cleantechnica.com/2011/01/03/new-portable-solar-tent-for-disaster-relief/