ITで鎌倉の活性化を目指す団体「カマコンバレー」は、寺に泊まりながら行うハッカソンイベント「禅ハック」を行う。鎌倉にITクリエイターを呼び込むきっかけづくりが目的だ。第1回は3月15日~16日、鎌倉建長寺で開催する。(オルタナS編集部員=佐藤理来)

お寺のルールに従って行われる「禅ハック」

今回のお題は「お寺の体験を楽しくするサービス、またはアプリの考案」。上位3チームには賞金が用意されている。

ハッカソンとはコンピュータ用語のハック(Hack)とマラソンをかけた新しい言葉だ。合宿形式で集中的に行うアイデアやプログラミング技術を競う。今回の禅ハックでは4~5人チームでの企画書形式のコンペを予定しており、お寺のルールに従って徹夜も禁止だ。

21時に就寝、3時起床のスケジュールで、朝はまずは座禅をしてからモーニングハック。鎌倉野菜を使ったシェフの料理がふるまわれる懇親会も盛り込まれている。

禅ハック第2回の開催時期は未定だが、鎌倉ならではのハッカソンイベントとして定期的な開催を計画しているそうだ。