サイクルシェアサービスのポロクルが今年度も5月1日サービスを開始した。サービス開始に伴い同日午前7時に、ポロクルサポートセンター(札幌市中央区)で、今年度の安全を祈願し、出初式が行われた。(オルタナS北海道支局長=横山光紀)

出初式を終え、市内サイクルポートに向かうポロクルクルー

出初式では、ドーコンモビリティデザイン(札幌市厚別区)の安江哲社長による訓示の後、運営宣言がスタッフ全員で読み上げられ、クルーが各々の市内に設置されたポートに向かった。

ポロクルは日本最大規模のサイクルシェアサービスで、完全民間による事業としてはいち早くサイクルシェアに取組み、昨年会員数は8000人を超えた。ドーコンモビリティデザイン及び学生が中心のNPO法人ezorock(エゾロック)で運営されている。自転車を350台保有し、市内のサイクルポートは45箇所設置されている。レンタルサイクルと違って専用のサイクルポートに乗り捨てられることが特徴だ。

今年は、観光に力を入れ、ホテルと積極的に連携し、観光客の新しい足としてのポジションを確立することを目指している。

ポロクルは10月31日までのサービス。雪の多い札幌での自転車利用期間は限られるが、札幌に訪れた際はぜひポロクルを使用し、これまでと違った目線で札幌を感じてもらいたい。

ポロクル オフィシャルサイト https://porocle.jp/