サマソニ、フジロック、ap bank fes--。夏には野外フェスが目白押し!広い空の下、歌って、叫んで、飲んで、暴れる!

あ~まさに自由!
だけど使っている電気は自由じゃない!電線につながれるのはロックじゃないし、ディーゼル発電機はガーガー音がうるさくって邪魔だ。あー電気も自分で作りたい!それならもっと自由だー!

そんなハードコアな人の夢を叶えてくれる方をご存知だろうか。田口造型・音響の田口和典さんは音響機器の製作とレンタルを行う音響屋さんだが、イベント電源用バッテリー付ソーラーパネルのレンタル事業を展開している。

特徴はなんといってもバッテリーが付いていること。これならオフグリッドな状態でもイベントができるし、当日が雨でも事前に充電しておくことで対応できる。発電容量も30W~306Wと幅広く、イベントの規模や日数に応じて自分で選ぶこともできる。

他にも「発電時に音がでないから、静かな演奏と鳥の鳴き声をともに楽しめるよ」と語る田口さん。電気が直流なので音質も良くなるそうだ。

グリーンなだけではなく、参加者、演奏するアーティストにも嬉しいこのサービス。
「でもそれってすごく大変な設備なんでしょ?」

いえいえそんなことはありません。最小のソーラーパネルは亀の甲羅のように背中に背負える。これなら小規模なイベントでも使えます!

田口音響さんにフリーなエネルギーを求めるアーティストが増えれば、野外フェスで「お前たち!背負ってるかい~!?」が決め台詞になる時代も遠くないかも。(オルタナS特派員 殿塚建吾)