余剰在庫の流動化事業を展開するリバリュー(東京・千代田、向笠 元社長)は7月8日、「ヤフオク!」出店者向けにクローズドな仕入れサービスを開始した。同社が独自の基準で選出した商品を、出店者にオークション形式で販売する。商品を購入した出店者がヤフオク!で再販売しやすいように、全商品をヤフオク!と同じカテゴリー構成で販売している。(オルタナS副編集長=池田 真隆)

サービスのビジネススキーム 写真提供:リバリュー

サービスのビジネススキーム 写真提供:リバリュー

ヤフオク!出店者向けのクローズドな仕入れサービスの名称は、「リバリューBizモール」。このモールで出品している商品は、同社が商品状態を審査して、通過したものだけだ。家電用品、ファッション、ホビー、美容など600前後のアイテムが揃っている。

同サービスを利用するにあたって、シリアルコードの入力が必要になる。7月8日時点でヤフオク!ストアに登録済みの方には、ヤフーから同日にメールでシリアルコードが届けられている。7月9日以降に登録した方は、リバリューに問い合わせ、シリアルコードを入手する仕組みだ。

ヤフーのヤフオク!カンパニー ヤフオク!サービス推進本部営業企画部・治面地 男部長は、「余剰在庫品、返品商品を取り扱うことは、ヤフオク!の『リユース』の理念と一致している」と話す。

ヤフオク!の年間取扱高は約7300億円でストア登録者は2014年3月時点で1,8万人。