早稲田大学や日本大学などの学生からなるサークルRicky’s(リッキーズ)は8月31日、健常者と障がい者を集めたフットサルイベントを開催する。フットサルを通して、障がいの理解促進を狙う。名付けて、「ちゃんぽんサッカー」だ。(今一生)

フットサルイベントを企画したリッキーズの面々

フットサルイベントを企画したリッキーズの面々

当日は、元プロサッカー選手で、ビーチサッカー元日本代表の後藤崇介選手も、無償で参加。始球式のキッカーを務め、フットサルの試合にも加わる。チーム内の1人が目隠しをして参加する、3on3フットサルのプログラムもあり、ブラインドサッカーを疑似体験できる。

リッキーズの代表で、文京学院大学を今春に卒業した堀内菜摘さんは、「障がいを持つ方とふれあえる場を提供したかった」と言う。健常者が参加することで、障がいを知り、「もしも自分がそういう境遇になったら」と考えてもらうことを狙う。

同団体では、外部講師をまねいて社会問題などをテーマに講演会などを企画している。就労困難者を支援するNPO法人FDA(神奈川・川崎)とも協力し、活動している。同イベントの純利益は、FDAに寄付する予定だ。

参加費は、社会人2000円で、学生1500円。場所は、FUT MESSE品川。参加者は、8月27日時点で80人中40人が集まっている。

・ちゃんぽんサッカー
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