毛皮製品に反対する一般市民が集まり、10月18日~26日の1週間をかけて、日本中で毛皮反対運動が起こった。京都、名古屋、福岡、東京など全国13都市で合計16のイベントが行われた。デモ行進には、合計で600人弱が参加し、消費者目線でのシュプレヒコールや、「服を買うときは商品タグを確認しよう!」などとアピールした。(オルタナS副編集長=池田 真隆)
26日に行われた東京での毛皮反対デモ行進には、322人が参加。シュプレヒコールも消費者目線で「動物の毛皮、買ってしまっていませんか?服を買うときは商品タグを確認しよう!」などとアピールした。
京都では18日にデモ行進が行われ、時事ネタである「毛皮はダメよ~ダメダメ!!」のシュプレヒコールなどが行われた。全体的に、例年と比べ若者や男性の参加者が増加傾向にあった。
毛皮反対を訴える消費者の声は年々増加していき、2014年、アパレルのZARAや100円ショップ最大手のダイソーが毛皮製品の販売の取り扱いを廃止すると表明した。国内の消費状況では、2006 年の毛皮素材の輸入量は約22万kgだったが、2013年には約5万kgと大きく減少し、毛皮動物擁護の流れが加速している。
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