川崎市の中学1年生上村遼太さん(13)が殺害された事件で、犯人に対して極刑を求める動きが署名サイトで起きている。同サイトでは、「少年法51条により死刑も求刑できる」とし、署名を募っているが、ネット上では賛否が分かれている。「この事件をきっかけに少年法改正を求める」という意見もあれば、「加害者への極刑が更なる負の連鎖を生むということに気付いてほしい」という意見も出ている。(オルタナS副編集長=池田 真隆)
この動きが起きている署名サイトは、チェンジドットオルグ。犯人らに極刑を求めるキャンペーンを起こしたのは、山形県に住む男性。キャンペーンは、2月末から始まり、3月5日時点で779人が賛同している。署名の届け先は、「川崎中学生殺人事件」と記載されており、不明だ。
同キャンペーンページには、同サイトのユーザーからのコメントが投稿されている。「人を殺して、更生なんてない。人の命を軽く見るな。少年法を殺人に適用するな」という肯定的な意見もあれば、「やられたらやりかえす。では戦争と同じ」という反対の声も。
◆キャンペーンページはこちら
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