2015年、日本と韓国は国交正常化50周年を迎えました。この記念事業として「ポップカルチャーからみる日韓新時代」が7月26日、東京で開催されます。韓国文化に興味がある、国際交流したい、日韓をつなぐ仕事をしてみたい…そんな方を募集しています。年齢・性別・国籍不問。定員80人で、応募〆切は7月10日までです。(オルタナS特派員=中川 真弓)

イベントでは、ポップカルチャーを軸に日韓のこれからを考える

イベントでは、ポップカルチャーを軸に日韓のこれからを考える

2002年サッカーワールドカップの共同開催や韓流ドラマ・K-POPのブームにより、韓国の文化は日本人にとって身近な存在になりました。歴史問題や経済面での摩擦があっても、市民同士の交流が活発なのは、スポーツや音楽、ドラマなどの「ポップカルチャー」が持つ力なのではないか?

そんなポップカルチャーを軸に日韓のこれからを考え、議論し、理解するイベントです。
日本人向け韓国語学誌を手掛ける編集者や、日韓共同制作ドラマ「フレンズ」のTVプロデューサー、日韓文化を研究する教授などが参加予定です。

イベントを主催するPIXA(ピクサ)は、内閣府青年国際交流事業に参加したOBを中心に構成され、国際交流の場を作っていく活動をしています。メンバーのほとんどが20代で、学生と社会人が半分くらいの割合です。

PIXAメンバーの打合せ。今回のプロジェクトには韓国人メンバーも参加している

PIXAメンバーの打合せ。今回のプロジェクトには韓国人メンバーも参加している

PIXA代表の鹿島健さんは、大学院で比較政治学を専攻している学生です。内閣府が主催する韓国との国際交流に参加したのが縁で、日韓関係に興味を持つようになりました。

「歴史認識は譲れないけど、音楽や食べ物は好き」こんな声を多く聞き、両国の市民に文化はどんどん浸透していく現状を見て、大衆文化が国同士の関係を変える大きな力になるのではないか、と今回のイベントを旗揚げしました。

【ポップカルチャーからみる日韓新時代】
日 時:2015年7月26日(日)10:00~16:00
会 場:IID世田谷ものづくり学校(田園都市線 池尻大橋駅 徒歩10分)
参加費:社会人2,000円、学生1,500円(昼食費込、Paypalによる事前決済)
定 員:80名(志望動機による事前書類選考あり)
応募〆:7月10日(金)
申し込みはこちら(リンク先⇒http://www.pixa.tokyo/#!register/c24vq
主 催:PIXA
※外務省 日韓国交正常化50周年事業認定プログラム
公式サイトはこちら

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