武蔵大学社会学部メディア社会学科3年松本ゼミは5月17日、社会起業に関するトークイベントを開いた。筆者が所属する松本ゼミの3年生には「就職活動が始まる2016年3月末までに、ソーシャル・ビジネスでの起業を考えたビジネスプランを作成し、もし成功する可能性があれば就活をせずに有志の学生で起業を目指す」という課題が課せられている。この課題を果たすには、「就職」だけでなく「起業」について勉強する必要がある。このトークイベントは、そのための勉強会の第一弾として開催した。(学生による被災地支援のための市民メディアプロジェクト支局=佐々木 葵衣・武蔵大学社会学部メディア社会学科3年)

トークイベントに登壇した、

トークイベントに登壇した、MK&Associates代表の河瀬さん(写真奥)とグローバル人材開発顧問の浜地さん

トークイベントのゲストには、MK&Associates代表の河瀬誠さん、そして国際ビジネスコンサルタントでグローバル人材開発顧問の浜地道雄さんを迎えた。トークイベントの前半には、ゲストに現在の日本、そして日本の未来、またこれからの若者に求められることなど、海外と比較しながらプレゼンをしてもらった。

後半では、司会をした松本ゼミ3年、西浩平と筆者、そして観客も交え、自由にトークディスカッションを行った。

司会からは、後半のディスカッションで「日本の若者の中間層はこれからの企業社会でどのような生き方が可能か」というテーマを提案した。そのテーマでは、これからも果たして企業社会は続くのかという議論から始まった。

これからは物の機械化などにより仕事がなくなっていき、就職率は20%程度になるという。ただ、昔そうであったように20%の生産力でも十分生きていくことができる。そんな話を皮切りに、語学・ネットワークづくり・自分の魅力度など様々な話が展開された。

これからは今現在、存在しない職業が増えていく一方で職業の全体量は減っていく。高齢者の増加がどう影響するか、また職に就かない人へ、どう分配されるかは見えないと河瀬さんは話した。その中で起業を目指したり最先端で働くことを考えるのならば、日本訛りでもいいので「伝わる」英語を身に付けることだと言う。

特に起業において大切なことは、自分が魅力的な人間となりネットワークをつくること。

今回の議論で筆者が一番大切に思ったことは、十分に予測し得ない、変わりゆく未来を上手く生きる方法は、「アンテナを張って物事の変化に敏感になり対応していく」ということだ。

未来は想像し難いもので、この議論も筆者たちが想定していたものとは異なったものとなったが、非常に勉強になり会場の学生も刺激を受けたことと思う。

会場ではもっといろんな大学、異なった経験をしている学生が集まって話し合えたら良かったと思うが、これから月一回を目標に開かれるこのトークイベントの中で規模を拡大させていき、充実した勉強をしていきたい。

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