保育所の支援を開始した当時のエボニックジャパンのウルリッヒ・ジーラー前社長は、ドイツを代表する港町ハンブルクの出身。幼いころ海外から来航する大きな船を見て、大きくなったら海外で仕事をしてみたいと夢を描いた。

日本以外にも世界各地で働くという夢を叶えたことで、幼少期に抱いた興味や夢が、子どもたちのその後の人生に大きな影響を与えることを実感し、積極的に保育所を訪問し支援を続けた。

最初はCSRについて理解を得られなかった社員も、この出前授業に講師として派遣されることで、化学のおもしろさに目を輝かせる子どもたちと触れあい、自分たちの活動の意義を感じることができている

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