アラビア語には、フスハーと呼ばれる共通語と、アンミーヤと呼ばれる現地方言がある。日本の訓練所で65日間、フスハーを学んだ。そして、シリアに来てから1ヶ月間、シリア方言を学ぶ。教えてくれるのは、イブラヒム先生である。(オルタナS特派員=中野 貴行)
朝の8時15分から2時まで授業を受けている。授業は金土が休みで、「45分授業・10分休憩」(12時前後に30分間休憩)のサイクルである。基本的に、昼ご飯は授業後の2時過ぎに食べるので、お腹が空いたらおやつを食べる。シリアでは、午後の2時や3時には仕事を終えて家に帰り、「昼は家族で食べるもの」という習慣をしている人が多いのだが、そんなやり方に慣れておく事も語学訓練の一環なのかもしれない。