消費者庁は5月から、フェアトレードやオーガニック認証を受けた商品などを購入する「エシカル消費」の推奨へ取り組みだしている。28人の有識者を集め、「エシカル消費」の必要性や定義について話し合っている。児童労働や環境汚染に加担している企業ではなく、倫理観を持った企業を、市民が消費によって応援していく社会を目指す。倫理的という意味のエシカルの定義について、委員の間で慎重に検討している。(オルタナS副編集長=池田 真隆)

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