東京には様々な国のレストランがあり、日々の生活の中で海外の料理を味わうチャンスが増えた。しかし、外食で食べる料理は 「家庭の味」とは違うことが多いはず。同じ土地に住んでいるにも関わらず、彼/彼女らの国の食文化が共有されていないのは少し寂しい。東京に居ながらにして外国人の「家庭の味」を味わうことはできるのだろうか。(早稲田大学高野ゼミ支局=中田 侑見・早稲田大学文化構想学部3年)

東京にいながら、世界中の家庭の味を堪能できる

東京にいながら、世界中の家庭の味を堪能できる

「KitchHike」をご存知だろうか。これは、世界中で家庭料理を作る人とそれを食べたい人をつなぐマッチングコミュニティサイトである。現在624ものメニューが登録されている。用途は多様で、海外からの旅行者が日本人の家庭を訪れたり、在日外国人の家に日本人が訪れたり、そして、旅行先に住んでいる外国人の家を訪れたりする際に活用されている。

筆者が訪れた

筆者が訪れた在日インド人の宅で

筆者も実際にこのサービスを利用して、在日インド人の家にお邪魔して、レストランでは見たことも、食べたことも無い魚カレーを頂いた。一緒に買い物をし、どのような過程を経て料理が作られるか間近で見ることができた。さらに、一緒に調理・食事をすることで、相手との距離を縮めることができた。

今まで会ったことも無く、自分とは違う文化を持っている人の家にお邪魔することはチャレンジに感じるかもしれない。しかし勇気を出して一歩踏み出してみることが、毎日の生活にちょっとしたスパイスになるかもしれない。

KitchHike
KitchHike インド版体験談

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