学生団体ecoconとオルタナS編集部は、全国でエコ活動をする学生団体に、「エシカルとは何か」を聞きました。エシカルは直訳すると、「倫理的・道徳的」という意味の形容詞で、フェアトレードやボランティアなど「良い活動」の総称として使われます。ですが、その「良い」という意味は人それぞれ異なるため、意味が伝わりずらいという側面があります。今回は、そのエシカルについて、「全国大学生環境活動コンテストecocon2015」に出場する学生たちの考えをまとめました。

・FeeLink
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<団体概要>
FeeLinkは大学、NPO法人、企業と連携した環境保全・復元活動から次世代環境を切り開く人材を養成し、学生が社会に環境イノベーションを生み出すことを目指し、発足しました。現在は自分たちで知識を身につけ、環境活動を通じて人と人・人と環境の架け橋となることを目指しています。

代表者プロフィール:山本 大樹(近畿大学農学部2回生)
団体設立時期:2005年
メンバー数:56名
所属大学:近畿大学
活動内容:5つのプロジェクト(環境教育・ビオトープ事業・緑化事業・十津川村地域振興・農)に分かれ、学生主体で企画・運営を行っている。
URL:http://nara-kindai.unv.jp/02gakka/FeeLink/

<エシカルとは>
エシカルとは「倫理的」、「道徳的」という意味の形容詞だが、「倫理的=環境保全や社会貢献」という意味合いが強くなっているのが世の中の流れであると思っている。
私なりの「エシカル」だが、「他者への思いやり」と思っている。理由は、倫理、道徳全ては知能のある人類に対して向けられているものであり、物事を深く考えるようになるための教育が倫理、偏見や差別がないよう、個性を認め合う社会のための教育、また「優しさ」醸成のための教育が道徳であると思う。これは自分と自分以外の他者と初めてかかわったときに生まれるものであり、「思いやり精神」に根ざしていると思うからである。

・公立鳥取環境大学 学生ISO委員会
学生ISO委員会

<団体概要>
学内清掃、学外清掃の企画・運営。ISOレクチャー(本学学生に対する環境教育訓練)の実施。駐輪場・喫煙所・学生研究室の管理。大学祭でのごみ分別確認。学内のごみ箱の紙パック・ペットボトルキャップの回収。

代表者プロフィール:瀬尾 健人(公立鳥取環境大学環境学部環境学科2年)
団体設立時期:2001年
メンバー数:4年3名、3年5名、2年7名、1年8名 計23名
所属大学:公立鳥取環境大学
URL:
公式サイト:http://gakuai.nomaki.jp/
Twitter:https://twitter.com/tues_iso
Facebook:https://www.facebook.com/gakuai

<エシカルとは>
エシカルを一言で表すと、倫理的活動という意味を表していると考えています。エシカルとは本来英語で「倫理的な」という意味がありますが、その意味には環境への配慮のほかに、誰もが資源の有効活用のためにリデュース・リユース・リサイクルを行うといった消費スタイルを目指す社会的課題を視野に入れた配慮の意が込められていると思います。環境への配慮・社会への配慮を持って活動を行うことが倫理的活動だと考えています。

・RCE横浜若者連盟
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<団体概要>
横浜を学生が参画する日本一の都市にする目標のもと、横浜を中心として、
◆学生を中心とした社会人とのプラットフォーム作り
◆学生同士が大学の垣根を越えた横のネットワーク構築
のための企画「横浜学生環境活動コンテスト」の開催、「インタビュー企画」の実施を行っています。是非、Facebookページにいいね!をお願いします。

代表者:小畑遼平(東京都市大学4年)
団体設立:2010年
メンバー数:11名(東京都市大学・横浜国立大学・フェリス女学院大学・横浜市立大学・関東学院大学)
RCE横浜若者連盟:http://wakamonorenmei.com/
Facebook:https://www.facebook.com/wakamonorenmei/

<エシカルとは>
一言で
:「参加者の満足と活動家の満足」
理由
:世の中には数多くの社会貢献・環境保全活動がありますが、ほぼ全ての活動の目指すところは、住みよい社会や、持続可能な社会であると思います。そのような社会を目指す活動を客観的に考えてみると、社会貢献・環境保全に取り組むあまり自分の時間を見失ったり、逆に自分の満足を重要視しすぎて参加者がおいて行かれたりするケースがあるような気がします。エシカル=道徳的という文脈の中で、何が道徳的なのか?判断することは非常に難しいですが、「満足」を無視した活動が果たして社会貢献・環境保全に有効なのか?はしっかりと吟味しなくてはいけないと思います。

・大阪大学環境サークルGECS McK
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<団体概要>
McK班は、大阪大学環境サークルGECSの7つの班のうちのひとつで、まちをきれいにすることを目指して2010年に作られました。大阪大学経済学部2年の竹内淳平が班長(代表者)を務めています。班員は全員大阪大学の学生で、1年生5名、2年生7名の計12名で活動しています。活動場所は大阪大学豊中キャンパスとその最寄りである石橋駅周辺です。石橋では毎週1回ごみ拾いをしています。その際に場所ごとのごみの量などを調べ、ポイ捨てされないような対策を行います。また地域の方々と参加するごみ拾いイベントも開催します。学内ではごみの分別推進や分煙周知の活動を行っています。

<エシカルとは>
エシカルとは、環境問題や社会問題についてよく知ることだと思います。本来エシカル(ethical)とは「倫理的」という意味ですが、最近では環境保全や社会貢献を指すことが多くなっています。その意味からエシカルコンシューマリズム、エシカルインベストメントといった言葉も使われています。このような消費行動や投資は、まず環境問題や社会問題についてよく知ることから始まるものです。まずは問題についてよく知ることで、初めてエシカル(倫理的)な行動が意味を持つと考えています。

・Ecounit Team JIU レアメタル
レアメタル

<団体概要>
→Ecounit Team JIUは、東京商工会議所主催の環境社会検定試験の合格者を中心に城西国際大学環境社会学部の有志により構成された約30人のメンバーで活動しています。設立時期は約5年前。レアメタルチームはその中の一つの活動です。メンバーも固定的ではありません。活動は、すべて環境に関するボランティアで、小学生へのレアメタル体験学習以外に、大学祭でのごみ分別(エコステーション)、旭市の砂の彫刻美術展の土台つくり、求名駅前の清掃活動など。
リーダー:唐崎彩香 新潟県出身1年生、ボランティア活動には積極的に参加しています。

<エシカルとは>
エシカルとは「思いやりのこころ」だと思います。
ethicalとは、「倫理の」「道徳上の」などに翻訳されている形容詞です。似た言葉にmoral がありますが、これは広く社会に共通する道徳という意味で、エシカルは特定のグループ内での倫理や道徳を意味すると理解しています。環境分野の倫理は、一人が「自分ひとりくらい」という考えで行動しないことです。常に誰かのことを思って行動することが環境を守ることにつながると思います。環境問題は未来に関わる問題ですから、現在だけを考えるのでなく、未来の子供たちの幸福を考えて、行動は今、起こさなければなりません。そうした一人一人の環境倫理が世界の環境倫理につながるはずです。
エシカルを一言で相手を「思いやるこころ」だと捉えました。

・大阪大学環境サークルGECS環境教育班
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<団体概要>
現在、環境教育班は「ぴったんこ隊」「彩都凸凹たんけん隊」「単発環境教育イベント」「出前授業」「クルマ大集合」の5つの活動を行っています。「ぴったんこ隊」「彩都凸凹たんけん隊」は長年行っている活動でNPO法人や行政と共に協力して行っています。そして今年新たに自分たち主体でより楽しいイベントを開催するために「単発環境教育イベント」「出前授業」「クルマ大集合」の3つの活動を始めました。
代表者:三島 嵩也(大阪大学 工学部 2年生)
団体設立時期:2010年11月
メンバー数:2年生 8人 1年生 9人
所属大学:大阪大学
URL:http://gecs.main.jp/han_kankyokyoiku.html

<エシカルとは>
エシカルを一言で言うと「人の輪」です。環境活動や環境保全という言葉は敷居が高い、とっつきにくいという印象を受けやすく、多くの人が「気にはするが実際に行動するには至らない」というのが現状だと思います。しかし、環境を良くするためには少数の人の環境活動ではなく、多くの人の「小さな環境への配慮」こそが必要であると考えます。私たちの行っている環境教育は、その「小さな環境への配慮」をする人を増やすこと、つまり環境に関心を持ち、実際に行動する「人の輪」を増やすことです。この「人の輪」を広げていくことが環境問題の改善につながると考えます。

・富山大学生協学生委員会
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<団体概要>
富山大学生協学生委員会は1986年に設立されました。
所属人数は4年生13人、3年生14人、2年生24人、1年生26人の計77人で活動しています。
学生委員長は経済学部二年の中村圭太です。
URL:https://www.coop.u-toyama.ac.jp/gi-wp/

<エシカルとは>
エシカルとは「自分たちの生活に関わる人、物、自然に感謝し、それらの立場に立って、思いやる心」だと思います。自分たちの生活は、自分たちを取り巻く多くの人、物、自然が共存することで成立しています。
現代社会の中で生きる人間はどこまでも個人の快を追求し、それに合わせるように自然を歪ませてきました。しかし、今の快にあふれた生活が送れるのは自分たちの生活に関わる人、物、自然を利用し、その益を受け取ることができるからだといえます。普段の生活で忘れがちな自分たちの身のまわりの存在に感謝し、守り、伝えていくことこそがエシカルだと考えます。

・北九州市立大学エコスタイルカフェプロジェクト
北九州市立大学エコスタイルカフェプロジェクト

<団体概要>
北九州市では毎年10月に「エコライフステージ」という西日本最大級の環境イベントが開催されています。しかし新たな出展者の掘り起こしや、年齢層の高く若い世代の参加が少ないという課題がありました。そこで北九州エコライフステージ実行委員会から北九州市立大学地域教育センターが相談を受け「エコスタイルカフェ」のプロジェクトは2010年から始まり、「北九州市民、特に若い世代に環境意識を高めてもらう」ことを目標に発足しました。現在はメンバー7名で、エコライフステージでの出展や小学校の出前授業を通して、日々の生活の中でできる環境活動を提案しています。
SNS:http://www.kitakyu-u.ac.jp/421/

<エシカルとは>
私達エコスタイルカフェは、今年度の活動において北九州の環境の保全も大きなテーマとしてきました。その解決策を探る中で私達は、多くの環境の為に動いている方々の事を知り、お話しさせていただく機会を得る事が出来ました。しかし一方で、そんな方々の努力も市民である我々の無関心や知らないという事によって効果があまり無いという事も多くあります。私達が環境を守るためには、自分の身の回りの環境、それを守ろうとする人々、そしてこれからそれを引き継いでいく子供達に思いをはせ、思いやる事が必要なのです。

・em factory
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<団体概要>
2. 代表者は青山学院大学理工学部1年の山崎智將です。弊団体は2004年に設立されました。現在は代替わり直後ということもあり、7名という少人数の団体になっています。メンバーの所属大学は青山学院大学、東京農業大学、東洋大学、法政大学、立教大学、早稲田大学です。活動内容としては、全国学生環境問題ビジネスコンテストや大学生ビジネスアイディアコンテストの開催です。弊団体ではこういったコンテストを通して、未来ある学生に環境問題をビジネスの視点から解決するという意識を持ってもらい、そうすることで環境とビジネスが両立された社会の実現を目指しています。http://www.emfactory2015.com/

<エシカルとは>
エシカルとはあらゆる物に配慮した、という意味だと私は考えます。 辞書的な意味で言えば「倫理的」「道徳的」ですが、これは現代社会に即した表現ではありません。なぜなら今日、インターナショナルな社会からグローバルな社会と言われるように国家間の境界は無くなりつつあり、それと同時に様々な分野で今までの基準が再考されています。地球規模で考える事によって、今まで軽視されてきた社会的立場の弱い人、抗う術のない動物や自然について考える必要性が生み出されてきたからです。 手短ではありますが、私なりのエシカルの解釈とさせていただきます。

・九州大学自然環境研究会Q-NERS
九州大学

<団体概要>
九州大学自然環境研究会Q-NERSは、代表の九州大学21世紀プログラム2年生久保園遥の下、今津干潟の保全活動に取り組んでいる。代表は小学二年生の頃、カブトガニに魅せられ、その研究をするため、九州大学21世紀プログラムに進学。自らの経験から、幼い頃に自然に触れることの重要性を感じ、2014年5月、九州大学自然環境研究会Q-NERSを立ち上げた。メンバーは18人。生きもの調査はもちろん、古民家を利用した水族館や干潟体験教室を通して、「地元・子ども・学生と干潟を繋ぎ、環境に興味関心を持ってもらう気づきを与える存在」を目指し、活動中。国連生物多様性条約第12回締約国会議COP12などの国際会議にも参加し、環境問題について学び続けている。
https://www.facebook.com/kabutoganese

<エシカルとは>
九州大学自然環境研究会Q-NERSにとって、エシカルとは、「いかに今あるものを有効活用するか」である。つまり、新たなものを購入することなく、今あるものを直して再利用しようとする姿勢のことだと考えている。その理由として、環境負荷を減らし、持続可能な循環型社会を目指すのならば、新たに購入するよりも、このようにリユース・リサイクルする方が効果的であると考えるからである。具体的な例として、九州大学自然環境研究会Q-NERSが取り組む古民家を活用した水族館作りが挙げられる。水槽はいけすや業務用や家庭用の寄付がほとんどを占めている。濾過槽として、干潟の牡蠣殻を使ったり、不要になったボックスを再利用したりしている。

・環境ボランティアStepUp↑第14期
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<団体概要>
私たち、環境ボランティアStepUp↑は2000年に設立された横浜市立大学の学内団体です。設立される以前は、学園祭における環境対策を学際実行委員の役目でしたが多忙な企画運営のため、その役目を代わりに行うことを目的として作られたのが「環境ボランティアSTEPUP↑」でした。発足当初は学園祭の環境対策を目的として立ち上げた団体でしたが、活動の輪を徐々に広げ2009年に横浜市立大学文化連合会所属団体「環境ボランティアStepUp↑」となり現在に至ります。現在、部員は1年生から4年生まで総計約120人で活動しています。
SNS:Twitter @ycu_stepup
Facebook 横浜市立大学環境ボランティアStepUp↑
HP:http://ycu-stepup.jimdo.com/

<エシカルとは>
エシカルとはエコであると考えます。
エシカルとは本来倫理的といった意味合いですが近年ではエシカル~といった具合に倫理的活動を表す言葉としての性格が多く見受けられるように思われます倫理的活動にもさまざまありますがその多くはエコに結び付けられるものがほとんどだと考えます。またボランティア団体としてこのような活動に積極的に関わっていきたいとも考えておりますので今回はエコという形で表現させていただきました。

・早稲田大学学生環境NPO環境ロドリゲスecoSMILE
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<団体概要>
ecoSMILE(http://envecosmile.wix.com/rodoecosmile)は、早稲田大学学生環境NPO環境ロドリゲスの中の1グループです。2007年に創立され、今期で10期目を迎えました。メンバーは現在、早稲田大学・日本女子大学・学習院女子大学・昭和女子大学・上智大学を含む17名で活動しています。「環境×教育」をテーマとし、「環境教育を通して持続可能な社会を形成する人材を育成する」という理念の下、 より多くの子どもたちが環境について関心を持ち、環境問題に対して「ぼく、わたしにできることは何だろう」ということを主体的に考えられるよう、様々な場で(イベント・学校教育・鯖江訪問など)働きかけを行っています。

<エシカルとは>
企業などにおいては「社会貢献」などと言われていますが、大学生にとってのエシカルは「自分たちの出来ることをし、それを発信していく」ということだと思います。私たちecoSMILEは「社会を変えていく」というようなことは直接的には出来ないですが、子どもたちが体験的に大学生と環境について学びながら、新たな発見・気づきをし、環境について考えるきっかけが作れれば、と考えて活動しています。これを保護者や社会に発信していくことで、私たちが対象としている子供だけでなく、大人も環境について考えるようなきっかけを作り出していけるのではないかと思っています。間接的ではありますが、自分たちで課題を見つけそれについて自分たちなりに出来ることをし、それらを活動の成果として発信していくことでると思います。

・鹿児島大学Sustainable Campus Project

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<団体概要>
鹿児島大学Sustainable Campus Projectは鹿児島大学法文学部の教員1名と学生12名で構成。2008年に前身のエコキャンパスプロジェクトをより発展させる目的で、団体を立ち上げる。代表者は法文学部経済情報学科3年高橋喜彦。メンバー全員で市民参加型の生ごみリサイクル活動「エコスイーツ活動」に取り組んでいる。

<エシカルとは>
「普段買うモノの隣にあるエシカル消費」
私たちが取り組むエコスイーツ活動は、市民参加型の生ごみリサイクル活動です。市民が生ごみを堆肥化し、その堆肥で作物を栽培。作物をペースト加工し、それをスイーツ店に流通。多くのスイーツ店でオリジナルのエコスイーツを製造・イベント販売しています。エコスイーツは1個につき10円の寄付金を含んでおり、それを基金化。次年度の活動資金として再投資されます。この仕組みによって、環境に興味のある消費者はもちろんのこと、環境に興味の無い消費者もエコ活動に巻き込めていることになります。問題解決へのアプローチが多様であればあるほど社会は豊かになる。そのひとつでありたいという思いから。

・アトム通貨実行委員早稲田高田馬場支部
アトム通貨実行委員会

<団体概要>
早稲田・高田馬場地域で、商店街や地域の住民や学生を巻き込んだ環境活動を行います。例えば年間を通して地域のイベントに出展し、キャップ回収を行っています。毎月7月には早稲田大学構内で「打ち水大作戦」を実施し、学生に気軽なエコ活動を推進しています。11月には新宿区の伝統の江戸野菜「内藤とうがらし」を地域のお店や企業で栽培してもらい、収穫したものを飲食店にて料理に使用してもらう「辛メシフェア」を行い、地域の名産品の創出、地産地消によるCO2削減を目指しています。
代表者:早稲田大学文化構想学部2年 小川友希
設立年:2004年
メンバー数:9人
所属大学:早稲田大学
URL:www.atom-community.jp/waseda-takadanobaba

<エシカルとは>
『エシカル』は、直訳すれば『倫理的な』ということですが、今回の問いは倫理的という抽象的な概念をどう捉えているかという質問だと思いました。私は、『倫理的』と形容されるのは、社会的に、誰が見ても『イイコト』だと考えています。私達は、地域で環境やコミュニティにとって『イイコト』をした方にアトム通貨を配布しています。アトム通貨は一人一人の『イイコト』へのありがとうの気持ち、サンクスマネーです。つまり、私たちの活動、活動に参加される方、さらに、アトム通貨そのものが『エシカル』であるという事が、私の思いです。


・名古屋わかもの会議
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<団体概要>
名古屋わかもの会議は2013年夏に創設され(総合統括:水野翔太)、現在は東海地方の高校生・大学生約20名で組織されております。コンセプトは「愛知・名古屋をわかものから盛り上げる」を掲げ、愛知・名古屋という地域性を重視しながらも、次の世代を担う若者が、社会問題や自ら住む地域について考え、当事者意識の持てるキッカケ創りをしております。また、これらの取り組みを、広く社会に発信していくとともに、知事や市長などをも巻き込み、若者の想いを届けております。他にも昨年開催された、ESDユネスコ世界会議や愛知県が取り組む「あいちの離島アジト化計画」わかものサポーターズに任命されるなど活動の幅を広げております。http://nagoya-wakamonokaigi.com/

<エシカルとは>
「相手を思いやる心」
理由:「エシカル」というものは、私たちの身近なあるものだと考えております。そんな中で今回、「相手を思いやる心」という言葉で表したのは、エシカルなものを選んだり、考えたりする際には、やはり目には見えないかもしれないが、相手がいるということを忘れてはならないと思っているからです。私たちは何不自由なく生活ができているかもしれません。しかし、世界に目を向けるとそうではない環境にさらされている私たちと同年代の人、そして子ども・大人がいます。そのことを忘れないためにも、私たちができることは小さく、効果はごく僅かかもしれませんが、「相手のことを思いやる心」は常に持っておくべきなのではないかと考えます。

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