デロイトトーマツコンサルティング(東京・千代田)は5月17日、公募で選ばれた非営利団体に無償でコンサルティングを行う取り組みを発表した。同プログラムは、2013年から行っており、これまでに58団体を支援し、事業収入は平均で35%増えた。今年度は、国連が採択した「持続可能な開発目標(SDGs)」に関連する分野で活動を行う団体・企業を対象にしている。(オルタナS副編集長=池田 真隆)

この取り組みの名称は、「ソーシャル・イノベーション・パイオニア」プログラム。今年度の公募団体のテーマは、2つあり、1つは、「サプライチェーン全体を視野に入れた持続可能でエシカルな生産・消費の実現」で、2つ目が、「女性、若者、外国人を含む多様な人々の就業・経済的自立支援」。選定された団体・企業は、同社のコンサルタントから無償でサービスを受けられる。

公募は5月17日から始まり、6月30日まで受け付けている。

・「ソーシャル・イノベーション・パイオニア」プログラムはこちら

[showwhatsnew]