「思いやりを体現しよう-動物愛護を知る-」をテーマに開催されたNPO大学第6回。ゲストはNPO法人アニマルライツセンター代表・岡田千尋さんです。
■知っておきたい、アニマルライツとアニマルウェルフェア
動物愛護に関して使われる言葉に、「アニマルライツ」と「アニマルウェルフェア」という2種類の言葉があります。動物が動物らしくいられる権利を指す「アニマルライツ」、それぞれの特性を尊重し合いながら生きていくことを目指す、哲学的・理念的な考え方です。
一方で「アニマルウェルフェア」とは人間が動物を管理する上で、動物の生態や欲求を妨げることのないように扱いましょうという考え方で、科学的なデータに基づきその条件が定められています。
「私は愛護という字が嫌いです。好きだから動物を守るのではなく、人の権利と同じように守るべきだから守るんです。高校時代、新聞部に所属していて、そこで当時は年間70万頭もの犬猫が殺されていることを知りました。その時、ありえないこれ!と思ったんです」
実は動物へのアレルギーを持ち、どちらかといえば動物が苦手だという岡田さん。世の中に存在する理不尽をなくしたいという思いがモチベーションとなり、岡田さんを突き動かしています。
この続きは「青春基地」で近日公開予定
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