一般社団法人エシカル協会(代表・末吉里花)は5月12日、聖心女子大学で「エシカルフェスタ2018」を開く。エシカルなライフスタイルや持続可能性をテーマにしたトークショーやワークショップ、無料の映画上映会などを行う。「世界フェアトレードデー」である5月の第2土曜日に、フェアトレードだけでなく、エシカルな生産や消費についても考える格好の一日となりそうだ。(オルタナS編集長=池田 真隆)

来場者見込は1000~1500名を想定している

トークショーのテーマは実に多彩だ。岡村和美・消費者庁長官は「エシカル消費」について、辻井隆行・パタゴニア日本支社長と上田壮一・一般社団法人Think the Earth理事は「持続可能」を語り合う。さらに、聖心女子大学の学生と神奈川県立横浜国際高等学校の生徒が対談し、次世代が考えた「エシカル」を発信する。

エシカルファッションブランドやNGOなど20弱の団体がブースを出店し、オーガニックやフェアトレード、地産地消の物品販売を行う。上映会で公開する映画は、「ソニータ」(監督:ロクサレ・ガエム・マガミ)。同映画は、イランで難民として暮らす少女が親から結婚を強制されるが、逃れるためにラッパーとして成功を追いかけるドキュメンタリー。アムステルダム国際ドキュメンタリー映画祭(IDFA)で観客賞を受賞した作品だ。

【ETHICAL FESTA 2018】
日時:2018年5月12日(世界フェアトレードデーに開催)
   11:00~18:00
会場:聖心女子大学 宮代ホール(ロビー)、3号館4階教室、カフェ・ジャスミン
料金:入場無料  
申込はこちら
来場者見込:1,000名~1,500名(終日を通じて)


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