政策提言早慶戦「みんなの夢AWARD in経済産業省」がこのほど、経産省で開催された。慶応義塾大学からは「経済新人会」、早稲田大学からは「大隈塾」が参加。政策提言や活動しているプロジェクトについて競い合った。
「経済新人会」(慶応義塾大学)は、空き家問題と保育所待機児童の問題解決のための政策を提言。対する「大隈塾」(早稲田大学)は、一次産業生産者と読者を結ぶプロジェクトと、若者1万人を投資家にしようというプロジェクトを提案した。
その結果、大隈塾の一次産業プロジェクト「NIPPON TABERU TIMES」が最優秀賞を獲得した。
このイベントは、夢の実現性を競い合う「みんなの夢AWARD9」(主催:公益財団法人みんなの夢をかなえる会)のライト版。同アワードは毎年若い社会起業家、地域起業家を発掘、育成、支援している。今回のイベントでは、「みんなの夢AWARD」ファイナリストの吉藤健太朗さん(オリィ研究所、早稲田OB)、藤岡慎二さん(Prima Pinguino、慶応OB)が審査員として参加。
藤岡さんは、「アイデアはどのチームもすばらしい。だけど、そのアイデアが共感を呼んで人を巻き込めるか、発案者と共鳴者という『人』と、その協働がもっと重要」とコメントした。
みんなの夢AWARD9は、2019年2月25日舞浜アンフィーシアターで開催される。