アウトドアメーカーのパタゴニアはこのほど、第25回参議院議員通常選挙日の7月21日、23ある直営店全店を閉店にすると発表した。この取り組みは、選挙への参加を呼び掛ける啓発キャンペーンの一環として行う。同社では、自然環境の破壊につながる気候変動に危機意識を持ち、自然エネルギーの推進や脱炭素を進める政策を後押しする。(オルタナS編集長=池田 真隆)
同社が行うキャンペーンは、「Vote Our Planet 私たちの地球のために投票しよう」。地球のために投票することを推奨するものだ。公式サイトやSNSで自然環境について情報発信したり、ステッカーを配布したりする。7月6日からは、東京、大阪、福岡などのパタゴニアストアで、政治や社会問題について自由に対話する「ローカル選挙カフェ」も開く。
同社は今年、新しいミッションとして、「私たちは、故郷である地球を救うためにビジネスを営む。」を策定した。気候変動の危機にあるなか、直営店全店を閉店することで、次世代に健全な地球環境を引き継ぐために投票へ行くように同社の社員へ訴える。
同社の創業者・イヴォン・シュイナード氏は、「僕らには自然世界を破滅させるか、あるいは僕らの住処であるこの美しい青い惑星を救うかの可能性がある」とメッセージを寄せた。
・キャンペーンウェブサイト:https://voteourplanet.patagonia.jp
・twitterハッシュタグサイト:https://voteourplanet.patagonia.jp/#twitter
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