9月5日、とどろきアリーナ(神奈川県川崎市)でチャリティスポーツフェスティバル(通称チャリフェス)が行われ、約1000人が参加した。同イベントを主催したのは学生団体SWITCH。6色の団に分かれ、綱引きや騎馬戦、色別対抗リレー、応援合戦等、充実したコンテンツ内容で盛り上がった。

SWITCHは、チャリフェスによって出た参加費から経費を除いた全額を、バングラデシュでストリートチルドレンへの支援を行う民間活動団体「エクマットラ」に寄付している。開会式では、スタディーツアーで行ったバングラデシュでの活動の映像を流したり、フェアトレードの説明を織り交ぜたりして、参加者の興味をひいた。

代表の沖本大和さん(明治大学3年)は「学生に一歩踏み出す勇気を与えたい。様々な学生と交流することでその出会いが刺激になる。今回のイベントで、何事も本気で仲間と作り上げることの楽しさを感じた。多くの人とぶつかり合いながらも形にしていかないといけない。悩んだ時こそ、自分と向き合うことの大切さを学んだ」と熱く語ってくれた。

このイベントで3年生は引退になるので、閉会式の時は皆涙を流していた。今日という日にかけてきた思いの強さを感じた。(オルタナS特派員 吉川大智)