NHKの国際放送「NHKワールド JAPAN」はこのほど、参加型ウェブプロジェクト「未来計画Q」のウェブサイトを開設した。同プロジェクトは、「持続可能な社会のために何ができる?」「コロナ後の世界は分断か?連帯か?」など、社会の今と未来について130問のオンラインアンケートを世界同時に行っており、すでに16万人以上(6月16日現在)が回答している。(オルタナ編集部=多田野 豪)
![](https://alternas.jp/wp-content/uploads/2020/06/3a87e1dca9225f000bbb2e919ee4abc9-600x304.jpg)
未来計画Qのサイトトップ画
「未来計画Q」は、フランスの公共メディアARTE FRANCEの呼びかけで発足した国際共同プロジェクト。世界中から参加可能で、日本語のほか、英語やフランス語など計8言語に対応している。
世界中の人々が同時期に同じ質問に答えることで「ポストコロナ時代」について共に考え、国境を越えたつながりを取り戻すことを目指した。
![](https://alternas.jp/wp-content/uploads/2020/06/553bb767a566a6a3d087f0d13e8111ae.jpg)
データサイエンティストの宮田 裕章慶應義塾大学教授
アンケートの結果は、「クローズアップ現代+」に出演しているデータサイエンティストの宮田裕章慶應義塾大学教授が分析を行い、「持続可能社会とウィズコロナ」を検証する。「未来計画Q」ウェブサイトで発表し、NHKのニュースや番組でも発信する予定だ。