地域起業家の育成・支援などを行うジャパンチャレンジャープロジェクト(神奈川県鎌倉市、中川直洋代表理事)は、地域起業家の全国アワードを10月6日、鎌倉市で開く。今回が初開催となる「いざ鎌倉!地方創生の祭典~JAPAN CHALLENGER AWARD 2020~」だ。全国各地から地域課題を解決する挑戦者「ジャパンチャレンジャー」のエントリーを募り、最終選考に選ばれた7人の起業家から、当日グランプリが選ばれる。(堀理雄)

多数の応募者から選ばれた「ジャパンチャレンジャー」の7人。10月に鎌倉市で開催されるアワードで、グランプリが選ばれる

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” open=”no” style=”default” icon=”plus” anchor=”” class=””]「地方創生の祭典~JAPAN CHALLENGER AWARD~」は、地域課題をビジネスで解決するアイデアを持つ地元事業者や起業家、学生などの応募者がビジネスプランを発表し、地元企業や金融機関などとのビジネスマッチングを実施。勉強会など専門家による経営支援も行い、地域創生につながるムーブメント創出を目指すプロジェクトだ。

プロジェクトは2019年11月以降、千葉県銚子市、静岡県伊豆地区、長野県小諸市、同飯綱町、石川県輪島市、大阪府四條畷市、熊本県熊本市の全国7つの地域でアワードを開催(輪島市は延期中)。数多くのチャレンジャーたちが、それぞれの地域を元気にするビジネスプランを発表し、事業実現を目指している。

10月に鎌倉で開催される「いざ!鎌倉」は、こうした各地でのアワードの開催を踏まえ、年に1回全国からのエントリーを募り開催。地方創生の先駆者たちがビジネスプランを発表し、新しい地方の在り方、生き方、働き方を全国に提案することを狙う。

そのミッションは2つ。一つ目は地元発の上場企業創出を目指すこと、二つ目は女性起業家や地元高校生などの「したい事業」をサポートし、小さな事業を大切に育むことだ。

審査は、①地域課題の内在化、②地域資本への貢献度、③ビジネスモデルになっているか、④観客を惹きつけるパフォーマンスか――の4つの観点から審査員が行い、当日一般参加者の投票も加算して、グランプリを競う。

ジャパンチャレンジャープロジェクト