東日本大震災後は読者モデル20人で、渋谷で街頭募金を呼びかけた。

「読者モデルのファンの子たちが来てくれ、4時間で約25万円が集まりました。また、学生と社会人の復興支援団体ガクツナの方と一緒に石巻市と南三陸町へ行ってボランティアをしてきました。炊き出しと、子どもたちの遊び相手をしてきました」
「だけど、被災した人たちの感情はまだまだ不安定だと感じました。いっしょにいた現地の高校生が突然『津波でおばあちゃんが流されちゃったんだよね。』と笑顔で話し出し、驚きました。感情を抑えて話していると感じました」

■社会貢献と企業経営両立のための勉強を

鎌田さんは今年4月に慶応義塾大学総合政策学部に入学した。これからどのような学生生活を送りたいと思っているのだろうか。

「今、関心があるのは社会貢献と企業経営の両立についてです。やはり、経営も成り立たないと社会貢献は続かないと思うのです。将来的には、社会貢献と経営を両立できるような会社を興したいですね。今はファッションの分野を考えていますが、まずは大学で経済や国際関係の問題、コミュニケーション技法などについて学び、視野を広げていきたいです」

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