キャンドルナイトをきっかけにして、学生と社会人の交流する場所を創りストリートを明るくしようという試み「円山キャンドルナイト」が、札幌市の若い起業家たちによって始まる。コミュニティスペース円山インディゴ(札幌市中央区)に入居するメンバーを中心にキャンドルにまつわるイベントを月一回継続して行い地域の店舗を中心に賛同者を募っていく。

キャンドルナイトについて語る、渡邊さんと吉田さん


徐々に灯されるキャンドルの数を増やしていきながら、西20丁目通りと呼ばれるエリアをキャンドルで照らして地域の人にも楽しんでもらおうというのが狙いだ。円山インディゴに入居する雑貨店「uniQue」オーナーの渡邊未知翔さん(25)が企画し、同じく入居者のカフェ「cafe×art kazamidori」の吉田拓也さん(32)に協力を求めた。

このイベントは、特に節電や復興支援を訴えておらず、あまり気負っていないのも特徴だ。「自分が起業する時に出会った人々から多くの刺激やアドバイスを受けた。もっともっと、学生や社会人の方が交わる場所ができたら、若い人も盛り上がるし、この地域全体が盛り上がると思う。今から少しずつ始めて、クリスマスの時期には雪で覆われた通りをロウソクで照らしたい」と、渡邊さんは語った。

第一回目は、8月18日、地域の賛同する雑貨店よりキャンドルを購入し持ち寄ってキャンドルタワーをつくることから始まる。その他にもライブも企画しており「円山キャンドルナイト」をキーワードに若手アーティストやパフォーマーも集うイベントを目指しており、今後は第3土曜日に継続して開催される。(オルタナS北海道支局長=横山光紀)


・準備の様子、詳細は「円山キャンドルナイト」フェイスブックページで告知を行っている。
http://www.facebook.com/maruyamacandlenight