そして、昨年7月10日、東京ミッドタウンで行われたチャリティーイベントで白と黒のTシャツ50枚以上を完売。ブログで読者登録をし合っている気仙沼の高校生たちにも送ることができた。
活動を続ける中、受験の準備で発起人メンバーを降りる人も出てきた。学校から理解を得られないなどの困難もあった。
だが、新たに執行部に参加する高校生も増え、気仙沼からも阿部愛里さんや三浦亜美さんが参加するなど、Skypeやメールで連絡し合える仲間もできた。
「Skype会議で『震災によって将来の夢を絶たれてしまった高校生もいる』という話が出て、高校生どうしで夢を語るような機会を作ることになりました。執行部のメンバーがまわりの高校生や大学生などと自分たちの将来の夢を自由に話して、考えたことをブログで発表します。盛り上がってきたら、復興地の高校生との対談の場を開き、全国の高校生が顔を合わせて夢を語り合える機会を設けたい」
募金でも支援物資でもなく、被災地の高校生との心のつながりを広げていくというこの活動は、企業協賛を募っている。(今一生)
●高校生が、いま出来ること。~被災地復興の応援をしよう~