――どんな反響がありましたか?

矢野:ある会社で開いたセミナーでは、半年に3回も事故を起こしたという社員が受講していました。保険販売代理店としての経験から、それ以上事故を起こせばその社員はクビになり、会社は保険の加入を断られる可能性があることを、伝えました。

しばらくしてその社員と出会い『安全運転推進委員』という役職に会社から任命されたことを知りました。これまでの活動に確かに意味があったことを実感し、思わず涙がこぼれました。

――今後の展望は?

矢野:学生時代に免許を取得し、ペーパードライバーのまま社会に出た人の多くは、実際に事故にあうまで、事故後の処理や保険の仕組みについて知らないままです。会社の新入社員の研修に、自動車事故削減セミナーを取り入れてもらいたいと考えています。そのために今後も事故の悲惨さや保険の仕組みを伝え、事故とは無縁のカーライフの提案を続けていきます。

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