「競争意欲がない」「主体性がない」「内向的」―――現代の若者たちはこのような言葉で語られることが多いが、果たして本当にそうなのだろうか。

少なくとも、私はその言葉に違和感を感じる。その証拠の一つとして、若者の進路の変化があげられる。これまでの、大学卒業後、企業に就職する流れを取らない若者が増えているからだ、

NPOへの就職や起業する者、そして、青年海外協力隊や地域起こし強力隊に入る者、さらにはギャップイヤーとして世界を放浪する者もいる。それぞれの道を歩みだしているのだ。この現状を過去と比べても、まだ上記の言葉で語れるだろうか。

それでも、若者のことを元気がないと見る大人たちには、一橋大学イノベーション研究センターの米倉誠一郎教授の言葉を聞いてほしい。

――若者に説教するよりも、「若者は元気がない」と言う大人たちへ言いたいことがあります。子どもは社会の鏡です。彼らは、ぼくら大人たちの背中を見て育ってきました。だから、内向的な性格になってしまった原因は、育ててきたぼくらにあります。

大人の決めたことに意見すると、すぐに「文句を言うな」、「生意気だ」などと言って怒られて育ちました。先生の言った通りにすれば良いのだと思って成長してきました。意見を言わないことは、子どもながらの防衛本能が働いているからだと思います。まず、変わるべきは、ぼくら大人たちではないでしょうか。子どもたちは意見を言わないだけで、ちゃんと考えていますから。――

「元気がある」と私が自信を持って言える若者たちを紹介する。多数派ではないが、オルタナティブな進路を選択した者もいるということを知ってほしい。「いまどきの若者は・・」と考えている大人たちにこそ、見てほしい。社会の偏見で「若者」を見るのではなく、大人たちが若者一人ひとりと向き合えば、社会も変わっていくはずだ。(オルタナS副編集長=池田真隆)

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【地域活性化】 【障がい者・うつ病支援】 【LGBT・ジェンダー】 【教育・貧困・虐待】 【就労支援(自分探し・ニート・引きこもり・自殺)】 【復興支援】 【社会(政治・コミュニティ・一次産業)】

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地域活性化


恋したのは地方「彼氏じゃなくて会社つくる」と決意した女子大生

都内の大学に通いイマドキの生活を送っていた女子大生2人組が、地方の魅力に恋して、地域活性化に取り組んでいる。正能茉優さん(慶應義塾大学総合政策学部3年)と山本峰華さん(同学部4年)だ。クリスマスまでには彼氏をつくりたいと思っていた2人だが、長野県小布施町に惚れ、今年1月に「ハピキラFACTORY(東京・品川)」を起業した。(本文一部抜粋)

地方活性化のヒント。尋ねるのは「地元が嫌いな高校生」

「食べた人が気仙沼を想うお弁当」、「伝統や食文化が残る会津を若者が好きになるには」。これらの課題について、地元高校生がアイデアを出し合うクラブ活動が行われている。その名も、「i.club(アイ クラブ)」だ。クラブ活動を主催しているのは、今年3月に大学院を卒業した小川悠さん(25)。「高校生発」の商品やサービスを展開する。(本文一部抜粋)

東京の大学生4人組が伊豆へ移住して起業 生き方を考える

東京の大学生4人組が学校を休学し、静岡県伊豆市に移住し地域活性化に精を出している。4人は昨年3月にtoiz(トイズ・静岡・伊豆市)を立ち上げた。4人でシェアハウスに住みながら地域で雇用を生み出しIターン、Uターンを増加させ、若年層の人口流出を防ぐ事業を展開する。(本文一部抜粋)

エシカルのきっかけは反発心、和歌山で地域活性化に挑む高校生

元不登校児だった高校生が和歌山の地域活性化に取り組んでいる。小幡和輝さん(耐久高校4年・18)は、2012年夏、「和歌山活性化プロジェクトWAKA!!」を立ち上げた。小学校・中学校時代を不登校児として、人と交わらずに暮らした小幡さんがエシカル性に目覚めたきっかけは何だったのか。(本文一部抜粋)

東京から8300人の町へ、縁もゆかりもない地域で若者だからできること

人口8300人、高齢化率40%の島根県津和野町。2012年4月、人口減少が止まらないこの町に、東京の大学生が訪れた。当初1年間の期間限定で津和野町長の「町長付」として活動する予定だった福井健さん(国際基督教大学2年一時退学中・22)は、「1年間活動したが、東京には帰らず、このまま活動を続けることにした」と話す。縁もゆかりもなかった土地に惚れた理由を聞いた。(本文一部抜粋)

移住した若者3人で閉鎖された建物を改装、街おこしの拠点に

10年間使われていなかった建物を3人の若者が改装し、街おこしの拠点にするプロジェクトが千葉県富津市金谷で実施されている。3人の若者はこのプロジェクトのために、金谷地区に移住した。(本文一部抜粋)

障がい者・うつ病支援


車椅子だからこそなれた自分へ 日本をUD先進国へ命かける23歳

高齢化社会となる日本を、ユニバーサルデザイン先進国にすることへ命をかける23歳の若者がいる。垣内俊哉さんだ。立命館大学在学中に友人とミライロ(大阪府・大阪市)を立ち上げた。先天性の骨形成不全症という難病を抱え、幼少期から車椅子生活を送る。活動できるタイムリミットは45歳までと診断されている垣内さんの決意を聞いた。(本文一部抜粋)

若者うつ病予備軍を助けられる潜在支援者は何人か?

若者のうつ病予防支援を行うNPO法人Light Ring(ライトリング・東京・港)は都内の20代の若者うつ病予備軍の人数と、予備軍を助けられる潜在支援者数を算出した。同団体の調べでは、都内20代男女約174万人のうち、うつ病予備軍は7人に1人にあたる23.4万人、潜在支援者は117万人という。(本文一部抜粋)

学生サークルから生まれた手話ビジネス――ろう者の夢をITで実現

聴覚障がい者が夢をあきらめないで済む社会を作るため、手話サービスをIT技術で提供。そんなミッションでSFCに事務所を構える若者がいる。学生サークルから生まれた手話ビジネスとは。(本文一部抜粋)

うつ病克服した30歳、匿名メールでうつ予備軍を救う--中村祥子

中村祥子さんは生まれつき耳がきこえない。普段、大勢と話すときには苦労するが、サッカーをしている時は別だという。健常者も障がい者も関係なく、ただボールを追いかけていられるからだ。「将来はサッカーを通して障がいをもっと身近に感じてもらいたい」と目標を語る中村さんに話を伺った。(本文一部抜粋)

うつ病克服した30歳、匿名メールでうつ予備軍を救う

うつ病にかかる前のうつ予備軍の人宛に、匿名でメールを送り間接的に通知できるサービス「うつっぽ」がリリースした。このサービスでは、うつ予備軍で悩んでいそうな友達や家族、恋人宛に、匿名性を生かしてうつ通知を行うことができる。通知が届いた相手には、うつ病診断アンケートが届く。相手がそのアンケートに答えると結果に基づいた対処法や医療機関の紹介を受けられる仕組みとなっている。(本文一部抜粋)

LGBT・ジェンダー


男女共同参画へ「100人男子会」を終えて、今、思うこと--古瀬ワークショップデザイン事務所 古瀬正也

男性のみなさん、「男女共同参画」と聞いて、どんなことを思い浮かべますか。ひょっとしたら、「自分(男性)には、あまり関係ない話じゃないの?」と思う人も多いのではないでしょうか。ですが、ズバリ言いましょう。実は、「男女共同参画」は、自分(男性)にも関係のある話なのです。いえいえ、それどころか、男性のみなさんが鍵なのです。(本文一部抜粋)

性的少数派による当事者向けの「LGBT成人式」が全国で開催--学生団体「Re:Bit」藥師実芳

LGBT(性的少数派)向けの成人式が全国数ヶ所で開かれる。東京の学生団体「Re:Bit」(りびっと)が世田谷区成城ホールで1月15日に「LGBT成人式」を行う。「全国で開催したい」との呼びかけに岩手、石川、長野、愛知、島根、福岡のLGBT団体が応じ、7カ所での開催が決まった。(本文一部抜粋)

教育・貧困・虐待


学校給食で育った22歳のネパール人女性がエベレスト登頂--二ムドマ・シェルパ

ネパール人女性の登山家二ムドマ・シェルパさん(22)は、2008年に17歳の若さでエベレスト登頂を果たした。二ムドマさんはヒマラヤ渓谷のふもとにある小さな農村で生まれた。貧困で空腹に苦しんでいたが、「学校に行けば給食が食べられた」と話す。途上国では、空腹のまま登校する小学生が6600万人いるとされる。二ムドマさんから、学校給食の大切さを聞いた。

ほうっておけない想いで、児童養護施設への学習支援続ける 森山誉恵

児童養護施設に保護されている児童への学習支援を行うNPO3keys。創設したのは、2011年に史上最年少(社会貢献部門)で社会貢献者表彰賞を受賞した森山誉恵さん(24)。有名大学を卒業しながらも、一般企業へ就職するという道を選択せずに、NPO創設という決断をした森山さんに、その決断の背景を聞いた。(本文一部抜粋)

「国際協力とは何なのか」、青年海外協力隊が抱える葛藤--藤岡摩矢

子どもが未来を切り開いていく「きっかけ」でありたいーそう語るのは、青年海外協力隊としてコロンビアで活動する藤岡摩矢さん。コロンビア第二の都市メデジンのLa Escuela de Maestro(先生のための学校)にて、現地の先生に対する教育指導を行っている。先生たちはここで学んだことをそれぞれの学校へと持ち帰り、子どもたちにより良い影響を与えられるよう、日々取り組んでいる。(本文一部抜粋)

学生時代に設立 日本初のエイズ孤児支援に特化したNGO PLASとは--NGO PLAS 門田瑠衣子

学生時代に日本初のエイズ孤児支援に特化したNGO PLAS(プラス)を起ち上げた代表理事の門田瑠衣子氏に、設立までの経緯とエイズ孤児の実態について話を聞いた。(本文一部抜粋)

あなたはどう思う?ノルマがある学生団体——STUDY FOR TWO

ラオスの教育支援を行う学生社会起業団体STUDY FOR TWO(スタディフォートゥ−)は、全国の約35の大学に支部を持つ。総勢305人の大型学生組織である。しかし、学生組織でありながら、課せられたノルマを達成できないと支部長が強制的に交代させられるという厳しいルールを持っている。(本文一部抜粋)

厳しい情勢続くバングラデシュ 社会変革へ立ち上がる若者たち--三好大助

バングラディシュで若者による社会変革活動が起きつつある。その火付け役となるのが、同国名門のダッカ大学を卒業した4人の若者たち。平均年齢は22.5歳だ。「この国の現状を変えたい」という思いで今年3月、起業を決意した。(本文一部抜粋)

国籍認められない少数民族の声、「真実を言う権利ない」--カディサ(ロヒンギャ族)

ミャンマー西部ラカイン州で6月8日、イスラム教従と仏教従の衝突が起き、イスラム教従10人が死亡した。政府は同日、治安回復のため同地域に夜間外出禁止令を出した。衝突した仏教従はラカイン族でイスラム教従はロヒンギャ族。事件の発端は、同日に起きたラカイン族少女の強姦事件。ロヒンギャ族の仕業とされ、ラカイン族の暴行が発生した。しかし、犯人がロヒンギャ族という証拠はない。日本で暮らすロヒンギャ族のカディサ氏に話を聞いた。(本文一部抜粋)

ガーナで働く日本人〜世界中の子どもたちの明日が輝くように--国分敏子

アフリカ・ガーナには、現在では約350人の日本人が住んでいると言われている。私は約2ヶ月半のガーナ生活を通じて、多くの日本人と触れ合い、彼らのこの国に対する想いを伺った。読者の方々に、「想いをカタチにする日本人がガーナにいる。」ということを、純粋に知って欲しい。そんな想いでこの連載記事を始める事にした。連載インタビュー第一弾では、ガーナに約1年半滞在し、村の学校で子ども達にそろばん教室や、移動図書室を開き、教育に向き合い続ける1人の日本人女性、国分敏子さん(スプートニクインターナショナル)にインタビューを敢行した。(本文一部抜粋)

国家公務員1種合格の24歳、NPOへ就職後押しした言葉とは--安原健朗

東京大学大学院1年生時に国家公務員1種の採用試験に合格した安原健朗さん(24)が選択した進路は、NPOだった。安原さんは、大学院に入学した2010年5月から就職先であるNPO「Teach For JAPAN(ティーチフォージャパン・以下TFJ)」(東京・千代田)の立ち上げに関与。さらに、震災支援団体「Youth for 3.11(ユースフォー3・11)」を創設したメンバーの一人。同団体では、ボランティアがしたい学生と人手不足で悩む被災地支援団体とのマッチングを行い、延べ1000人以上の学生を被災地へ派遣した。(本文一部抜粋)

学生の国際協力の限界に挑む、学生国際協力団体FEST--倉田拓人

東南アジアの「自立」を支援する学生による国際協力団体FEST。今年3月からフィリピンの貧困街に住んでいる人々の自立を支援する活動を約5年の歳月をかけて実施する。同団体の設立者倉田拓人さん(日本大学法学部3年)は「今まで13の国際協力系団体に所属してきたが、どこに所属しても学生の国際協力には限界を感じていた」と語る。(本文一部抜粋)

ギャルママが高認取得へ出張指導、ファミレスや自宅など--西山洋美

中卒・高校中退という学歴ゆえに就職も進学もできず、貧困化する若者が増えている。そこで、高等学校卒業程度認定試験(高認)を取得できるよう、予備校や塾などが指導に当たっている。だが、塾などの教室では受講時間が限られ、既に就職や子育てをしている人には定期的に通いづらい。(本文一部抜粋)

足立区の落ちこぼれがバングラデシュで教育革命--税所篤快

偏差値28の落ちこぼれから早稲田大学に現役合格。これだけでもドラマチックだが税所篤快(さいしょあつよし)さんはさらに革命を起こす。それは、バングラデシュでの教育革命だ。(本文一部抜粋)

大阪市立大4年生 ホームレスと放置自転車問題を同時解決--川口加奈

大阪の2大問題、ホームレスと放置自転車を同時解決する事業を、大阪の大学生たちが始めた。NPOを設立し、自治体と協働して進めるこの事業に、新しい街おこしの期待が高まる。NPOホームドア代表理事の川口加奈さんに聞いた。(本文一部抜粋)

差別や偏見をなくしていきたい--小川光一

下北沢にある国際協力カフェINSTEP LIGHT(インステップライト)が8月に閉店する。去年の9月にオープンして1年間で国際協力や震災支援をする学生を中心に、350回以上のイベントがここで開催された。社会人・学生・フリーターなどカテゴライズを超えて様々な人同士が交流してきたが、それは店主である小川光一氏の願いでもあった。(本文一部抜粋)

就労支援(自分探し・ニート・引きこもり・自殺)


大学卒業後、1年3カ月かけ海外へ「人生を、自分の足で歩いて行く」

国学院大学を今年3月に卒業した吉川大智さんは、4月21日から1年3カ月かけて旅へ出る。旅に出る明確な目的はなく、帰国してからの予定もない。日本では、新卒一括採用が主流であり、既卒者が就活するには非常に不利な立場に立たされる。このようなオルタナティブな選択をすることはリスクでもあるのだ。この決断をするまでには、どんなことがあったのか。その思いを寄稿してもらった。(本文一部抜粋)

世界一周した若者たちが集結して団体設立 CIRCUSとは

一貫したテーマを持ち、世界一周をした5人の若者による新組織「CIRCUS(サーカス)」の設立が、今月11日に開かれたローンチイベントにて正式発表された。

サーカスは、「世界との関わり方をリノベートする」を理念に掲げて発足。「日本の若者を世界に輩出」「日本の文化を世界に発信」「日本の企業を世界に展開」の3つを大きなテーマとし、若い世代の個の可能性を繋げ、世界に発信していくことを目的としている。(本文一部抜粋)

ソー活シェアトップを獲得したITベンチャー、次の展開は

ソーシャルメディアを使った就職活動であるソー活を日本に導入した、ITベンチャー企業ソーシャルリクルーティング(東京・渋谷)は、今年4月で設立3年目を迎える。競合も増え始めた今、シェアトップを守り続ける要因は何か、今後はどの様に展開していくのか。大学卒業後、友人とともに同社を起業した春日博文代表(25)に今後の戦略を聞いた。(本文一部抜粋)

身の丈に合う幸せの大きさ探す、暮らしかた冒険家・畠山千春さん

都心から電車で約2時間のところにある千葉県いすみ市。のんびりとしたこの地で昨年から暮らしている畠山千春さん(26)に、サステナブルな生き方のヒントを聞いた。(本文一部抜粋)

父の背中に感動し、初の女性ねぶた師に 北村麻子

男の世界であったねぶた師の世界に、今年、初の女性ねぶた師が誕生。女性初の存在として、道を切り開くことについて、北村麻子さん(29)に聞いた。(本文一部抜粋)

自閉症の作家東田直樹 僕の夢は作家として自立すること

『ビッグイシュー日本版』の人気コラム「自閉症の僕が生きていく風景」の著者東田直樹さん(20)は重度の自閉症者である。話そうとした瞬間に頭の中が真っ白になってしまい、言葉が出てこないのだ。しかし、聞き手が待てば、必ず質問には答えてくれる。独特な世界観を持つ東田直樹さんに夢を聞いた。(本文一部抜粋)

「全ての学生が夢を語れる社会を実現したい」ドリプラにかける思い

「夢を語れる社会を実現したい」こんな思いから新田達也さん(23)は2010年から「学生ドリーム・プレゼンテーション」(通称:学生ドリプラ)の活動を始めた。学生ドリプラとは、学生が人生をかけて叶えたい夢をプレゼンテーションし、感動や共感を分かち合うイベントだ。新田さん自身、かつて挫折を味わいその経験が活動の礎になっているという。新たな夢と出会うまでの道のりと今後の展望について話を聞いた。(本文一部抜粋)


全国からニートを集めて、会社を起こすプロジェクトが4月1日にリリースした。告知開始から3週間ほどで、約50人のプレエントリーがあったという。今後は、6月に説明会を行い9月に起業する予定で、現在本エントリーを募集中だ。前代未聞の同プロジェクトについて、独創的な社風を持つウェブ製作会社・面白法人カヤック(神奈川・鎌倉)の柳澤大輔代表は、「何やっているのか分からないけど面白そうという感覚が価値に変わっていく」と見る。

プロジェクトが開始して約1カ月後の5月7日、同プロジェクトのプロデューサーである若新雄純氏と、33万部を超えた『千円札は拾うな』(サンマーク文庫)の著者で、中小企業共和国理事長である安田佳生氏、カヤックの柳澤代表との鼎談が実施された。(本文一部抜粋)

サムライバックパッカー、「世界を舞台に働く」とは--太田英基

School With代表太田英基さんの著書、『日本がヤバイではなく、世界がオモシロイから僕らは動く。』(いろは出版)が、4月24日に発売した。約3年前、バックパックの中にセミフォーマルまで対応できるスーツと革靴を忍ばせて、太田さんは世界一周の旅に出た。

約2年間の旅の中で、世界中のビジネスマン、また世界を舞台に働く日本人に出逢ったという。訪れた国のビジネスイベントなどに顔を出し、自らビジネスマンたちとの出逢いを求めにいった太田さん。出逢った人数は1000人以上にも及ぶ。(本文一部抜粋)

復興支援


いつかは母親もこっちへ 東北で生きがい見つけた23歳 煙山美帆

去年8月、東日本大震災で被害を受けた地域に一人の若者が東京から移住した。東京の居酒屋でアルバイトをしていた煙山美帆さん(23)は、東北で暮らし、東京では感じられなかった「生きがい」を感じているという。社会貢献に関心はなく、東北に縁もゆかりもなかった若者は、東北で何を学んだのか、話を伺った。(本文一部抜粋)

南三陸の女子高生、語り部として被災体験伝える--田畑 祐梨

東日本大震災による、壊滅的な被害を受けた宮城県南三陸町の女子高生が「私の住む街を笑顔にしたい!」との想いから、高校生による、語り部を行う団体を立ち上げた。(本文一部抜粋)

大学卒業し東北移住 この1年間で気付いたこと 三井俊介

去年4月、一人の若者が縁もゆかりもなかった東北に移住した。彼は法政大学(東京・市ヶ谷)在学中には、就職活動をせず、卒業すると岩手県陸前高田市広田町に単身で移住した。この町のために何かしたいという思いで、現地でのボランティアコーディネートやパソコン教室などを行う。移住して約1年、「東北の人は丁寧に生きている」と、話す。(本文一部抜粋)

女子美卒の22歳が制作した石巻の龍にまつわる絵本、出版なるか--松田春花

石巻の守り神として誕生した「龍」にまつわる絵本の自費出版費用をクラウドファンディングサイト「READYFOR?」で募集している。絵本を制作したのは、昨春、女子美術大学を卒業し、キャラクター雑貨の企画・製造会社で働く松田春花さん(22)。ボランティアには無関心だった彼女だが、震災を機に、誰かのために動きたいと思ったという。(本文一部抜粋)

復興支援の経験生かし女子大生がケニアとパレスチナで震災ワークショップ開く--藤田愛夏、漆原美穂香

『海外の子どもたちから見た震災 学生の目から見た海外』という勉強会が22日、札幌市内にあるエルプラザで行われた。話し手は、北海道大学に在学する、藤田愛夏さん(22)と漆原美穂香さん(22)だ。(本文一部抜粋)

「震災がきて救われた」中学生に言わせてしまう日本の現状--門馬優


「震災が起きたとき何もできなかったから」北大1年が震災映画を上映--髙橋みづき

北海道大学内のクラーク会館で27日、震災直後の現地を伝える映画の上映及びトークショーが行われる。東日本大震災直後の現地を描くドキュメンタリー映画『槌音』『大津波のあとに』の2本の上映のあと、実際に被災地での支援を行う二人の活動家がトークショーを行う。(本文一部抜粋)

【特集】よりそいたい 震災後動いてきた若者は何を思うのか--

社会(政治・コミュニティ・一次産業)


「学校で政治を教えないのはなぜ?」政治家志す高校生の素朴で大きな疑問

先の衆議院選挙で戦後最低の投票率を更新した日本。社会全体が政治について関心が薄れていく中、若者の代弁者として、日本を変えたいと意気込む高校生が現れた。都内の高校に通う青木大和さんは、「学校で政治を教えてくれないのはなぜか」と、疑問を投げかける。(本文一部抜粋)

若者の力で社会を変えたい ノギャルプロジェクト発起人・藤田志穂

バレンタインデイにフェアトレードチョコレートを購入し、児童労働問題解決に動く女の子たちの様を描いたドキュメンタリー「バレンタイン一揆」。その上映会ゲストに訪れた実業家でファッションモデルの藤田志穂さん。同映画で奮闘する女の子たちの姿と、ギャル革命を掲げて19歳で起業した自分が重なると話す。(本文一部抜粋)

脱「ダサい防災」、防災ガールが呼びかけ--田中美咲

関東と関西の女子大学生が中心となり、若者に防災意識を呼びかける動きが起きている。コンセプトは、「おしゃれでわかりやすく」だ。防災意識の高い女子大学生から構成される「防災ガール」たちがウェブサイトでの情報発信やワークショップを通じて、楽しみながら災害に備える方法を伝授する。(本文一部抜粋)

政治をポップに、若者の共感得たネット選挙運動コンセプト考案者--高木新平

若者の政治離れが起きている昨今、ネット選挙運動解禁を求める「ONE VOICE CAMPAIGN(ワンボイスキャンペーン)」では、多くの若者の共感を獲得し、一夜にしてフェイスブックの「いいね」は1600を超えた。今までの政治に抱いていた堅苦しい印象とは違い、「政治をポップ」に見せるコンセプトでキャンペーンは行われている。いかにして、若者に政治をポップなものと思わせたのか、キャンペーンのコンセプトを構想した高木新平氏(24)にその背景を聞いた。(本文一部抜粋)

「林業をカッコ良く」20歳の林業界異端児--森谷隼斗

東京都で島嶼部を除く唯一の村、檜原村。そこに、持続可能な森を活かし産業として林業を確立させようとしている会社がある。株式会社東京チェンソーズ。ネーミングからしてグッとくる会社だ。その社員に、林業×ファッションというスタイルを紹介する「チェンソーボーイズコレクション(チェンコレ)」や、林業に関することをカッコおもしろく撮影する「No forestry No life!」などのアクションを行っている若者がいる。森谷隼斗さん。20歳。彼の夢は、林業界のイメージを変えること。エシカレのにおいがぷんぷんする森谷さんにお話を伺った。(本文一部抜粋)

十日町池谷で大卒2年目のお百姓さんに出会った 坂下可奈子

新潟県十日町市の中山間部、池谷(いけたに)集落は、わずか数世帯10数人の住民が住んでいるだけで、過疎化が進んでいた。新潟中越大地震の際のボランティア達との出会いをきっかけに、ここの住民たちは外部の人たちとの交流こそが集落の存続の決め手である事を確信。外部の人たちとの交流を持ち過疎の流れを食い止めたことで全国にその存在を知られるようになった。

その流れの中に、昨年、就職が決まっていたにも関わらず大学卒業と同時に、この土地に就農した坂下可奈子というエシカノに会いに行った。(本文一部抜粋)

「若い人に、魚のおいしさを知ってほしい」――カリスマモデルが発信する魚食のススメ

雑誌「EDGE STYLE」モデルで、若者に魚食文化を発信する「ウギャルプロジェクト」の発起人のLie(ライ)さん(25)。ウギャルとは、「魚(ウオ)」と「海(ウミ)」と「ギャル」を掛け合わせた造語だ。Lieさんは、岩手県釜石市でカキの養殖や、被災地の漁業支援などにも取り組んでいる。(本文一部抜粋)

READYFOR?代表語る クラウドファンディングと時代の親和性--米良はるか

日本で初めてクラウドファンディングが誕生してから一年、爆発的な成長を続ける要因は何か。2011年3月、クラウドファンディング「READYFOR?(レディフォー)」を立ち上げた米良はるか氏は「時代との親和性」と見る。(本文一部抜粋)

(*「オルタナティブな若者特集」は随時更新予定です)