ソーシャルビジネス業界最大手のボーダレス・ジャパン(東京・新宿)はこのほど、社会起業家のプラットフォームになるべく新企画を発表した。社会起業家を目指す人材を公募し、最大3000万円の出資を行い、事業化まで支援する。12月18日には、この企画の説明会を東京・南青山で開く。(オルタナS副編集長=池田 真隆)
同社は11月16日、社会起業家を創出する新プログラム「SEED(Social Entrepreneur‘s Endless Dreams)」を発表した。SEEDは社会起業家を創出するためのプログラム。社会問題をビジネスで解決するソーシャルビジネスの事業プランを公募する。選考通過者は、同社へ入社し、事業の立ち上げを行う。最大3000万円を出資し、同社が10年で培ってきた経営ノウハウも伝授する。
事業プランのエントリーに関して、最大3人までのチームでの応募も可能。同社に入社し、一定のスキルを積んでから事業の立ち上げを行うことも可能。この場合は、入社2年以内に事業化する。
同社は、「ソーシャルビジネスしかやらない会社」と掲げる。創業10年目で、2014年度の売上高は15億円。SEEDを通して、社会起業家のプラットフォームになることを目指す。12月18日には、SEEDに関しての説明会を東京・港区南青山で開く。説明会には、同社の田口一成社長、鈴木雅剛副社長ら経営陣が登壇する。貧困、児童労働、環境などの社会問題を解決する11の事業を立ち上げたエッセンスを話す。
【第1回SEED BUSINESS FORUM】
とき:12月18日(日)13:00~16:00
ところ:スローガン株式会社内セミナールーム(東京・港)
申込はこちら