――シングルマザーハウスの今後の展望について教えてください。
大津:シングルマザーハウスを、日本中に100棟つくることが目標です。すべて私たちが作るわけでなくても、シングルマザーハウスのモデルを構築して、広がっていけばいいなと思っています。子どものことを第一に考えて、小さな子どもが一人ぼっちでいる時間を少なくしていきたい。
自分がいつまで生きるかはわかりませんが、死ぬまでに一つでも多くの笑顔を集めたいと思っています。シングルマザーハウスが100棟できたら1000人の笑顔を集められる。どうやって1000個集めよう。どうやって笑顔を作ろうかといつも考えています。
――素敵すぎます……。辛い時期を乗り越えた大津さんだからこそ、誰かを笑顔にしたいと思えるのかもしれませんね。最後に、大津さんが考える、夢を叶えるのに必要なことって何でしょうか?
大津:夢を具体的にすること。それを日々の行動に落とし込むことだと思います。なんとなくこうなったらいいよな、と思っているうちは叶いません。夢に日付をつけて、断言するんです。「叶える」と。その上で、今日は夢のためにこの行動をしよう、この行動ができたとやっていると、強制的に夢に向かっていくのではと思います。
――大津さんを見ていると、私も手帳が欲しくなってきました。
大津:手帳を書く時は、ただスケジュールを書くのではなく、自分の命を何に使うか考えて書くといいですよ。
――自分の命を何に使うか……。名古屋で手帳を買って帰ろうと思います。今日はありがとうございました!
大津たまみ(おおつ・たまみ)さん:
アクショングループCEO
1970年(昭和45年)生まれ 愛知県出身
株式会社アクションパワー 取締役会長
一般社団法人 生前整理普及協会 代表理事
株式会社アクションラボ 代表取締役
株式会社リンクリンク代表取締役
日本清掃収納協会 会長
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