オルタナはこのほど、別冊「72組織 わがパーパス」を発行しました。省庁・自治体・株式会社・非営利組織(大学や病院を含む)など72組織のトップに、パーパス(存在意義)を執筆していただきました。その一部をご紹介します。

山田 泰久・非営利組織評価センター業務執行理事

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” open=”no” style=”default” icon=”plus” anchor=”” class=””]誰にも分かりやすい非営利組織評価を

信頼されるNPOが21世紀の社会変革の主役に。そのために、NPOの運営状況を確認して、支援したい人と信頼できるNPOをつなげる役割が必要になります。この20年で、特定非営利活動促進法(NPO法)の施行をはじめ非営利組織(NPO)に関する法制度が整備されました。

NPO法人や一般社団・財団法人、公益社団・財団法人、社会福祉法人といった法人格のある非営利組織(NPO)は約15万団体あります。社会課題の解決や価値創出・提供のためにNPOの役割が増大している証拠です。しかし、NPOの中には、休眠状態や運営状況が分からない団体も少なからずあります。

21世紀に入り、様々な社会問題が顕在化している中で、社会課題の解決のために何かしたいという気運が高まっています。課題解決に取り組んでいるNPOを支援したいと考える企業や一般の人も増えて、数多くあるNPOの中から信頼できる団体を支援したいというニーズが広がっています。

これまではNPOを「信頼」という軸で選択する方法がなく、支援者が支援したいNPOの信頼性を個々に評価を行っていました。

インターネットやテクノロジーの発展により、NPOの情報発信が進み、その活動は第三者も確認できるようになりましたが、信頼性の鍵となる組織運営の状態は一般の方からはまだまだ分かりにくいのです。

そこで、専門性を持って非営利組織の運営状況を確認して、信頼できるNPOを可視化していくことが求められていました。当センターは、NPOを対象とした組織評価を行う、、日本で初めての「専門の第三者評価機関」として2016年4月に誕生しました。

ガバナンスやコンプライアンスを中心とした組織運営の状況や、市民社会の担い手としての意識を持った事業活動の推進プロセスなどを軸に、外部の第三者として中立的な立場で組織評価を行っています。…続きは「alterna別冊 72組織 わがパーパス」をご覧ください。

一般財団法人 非営利組織評価センター