度数を調節できるメガネや泥水を飲料水に変える携帯用浄水器など、途上国で使用されている製品を紹介する「世界を変えるデザイン展」。昨年、この展覧会を開催したグランマ(東京・渋谷)は、BOPビジネスに関するマーケティング調査や、日本の企業のCSRに関するウェブサイト制作などを行っている(BOPとは、Base of the Pyramidの略で、世界におよそ40億人いるとされている、所得が最も低い層)。

当時25歳だった本村拓人さんと山本尚毅さんは、2009年4月にグランマを設立した。現在7名程いるスタッフも20代と若い世代が活躍する会社である。インターンとして、国内外でBOPマーケットのリサーチを行っている学生や、途上国におけるものづくりを学ぶため他の企業に勤めながら活動に携わっている人もいる。

「募集しているから応募するのではなく、やりたいからという気持ちが大事」と山本さんが言うように、自ら戸を叩いてきた人たちが集まっている。そうした積極性や熱意に加え、想像力も大切だという。「例えばある地域に何人の人たちがいると言ったときに、マクロとミクロの世界を同時に想像できるかどうか、という社会学的想像力が必要」だという。

なんだかとても大変そうだが、スタッフの一人である鈴木大詩さんは、「成長するには最高の環境」と話す。求める人材については採用情報のサイトに熱く語ってあるので、興味のある人は挑戦してみてはいかが?(オルタナS特派員 木村絵里)








会社名 株式会社Granma
住所 東京都渋谷区渋谷4-2-5 PLACE青山 2F
業種 発展途上国のリサーチ、企業のCSR・マーケティング立案支援
HP http://www.granma-port.jp/


◆採用情報

正社員、契約社員は現在募集しておりません。
インターンにご興味のある方は、ご連絡下さい。
http://www.granma-port.jp/recruit/

電話番号 03-4500-1254
メールアドレス info@granma-port.jp