~房総富津の金谷の暮らしを現地在住の金子愛さんが日記風にレポートします~
都会暮らしで味わえなくなってしまった素朴な魅力を、房総は富津の金谷で発見してくれる都会育ちの金子愛さんが徒然なるままにその体験を綴ります。
今回は『おもてなしの心』を暮らしの中で普通に体験した話です。
『金谷暮らしで学んだおもてなしの心/金子愛』
こんにちは。
金谷に住む金子です。
秋の行楽シーズンということもあり、晴れた日の金谷は、登山客でにぎわっています!
空気が澄んだ日の夕陽は、とてもきれいで、富士山も見ることができ、素敵な景色に思わずうっとりしてしまいます。
今回も金谷で学んだ人生を豊かにするヒントをお伝えしたいと思います。
金谷に来て、変わったことと言えば、一人でご飯を食べたり、外食することが減ったことです。
それは、誰がいつ来てもいいように、とご飯を多めに用意し、「食べて行かない?」と声をかけてくれる人がいるからです!
先日も、地域の催しの準備をお手伝いした後、このあとご飯作るの嫌だな…と思っていたら、家にご飯を食べにおいでよ。と声をかけて頂き、ご飯をおよばれすることに。
『何もなくてごめんね。』と言って、湯豆腐、にんじんの煮物、お漬け物、しいたけの佃煮など色々出していただきました!
そのしいたけの佃煮のおいしいこと、おいしいこと。
元々しいたけはあまり得意ではないのですが、あまりのおいしさにご飯がすすみました。
どんなにおいしいご飯でも一人で食べると、なんだか味気なく感じますが、誰かと食べると何倍もおいしくて、幸せな気持ちになりますよね。
私は、地元の人たちの“誰が来てもいいように、多めに用意しておく、という気持ちに幸せをもらっています。
私も、これからご飯を作るときは、少し多めに用意し、「ご飯食べていかない?」と人を温かく迎えることができるようにしておきたいなと思います。
今は地元のおばちゃんの元で、日々特訓中です!