10月29日、都内でGREEN GIRL主催・Livlis共催の女性クリエイターによるフリーマーケットが開催された。
会場はおしゃれなスペースの恵比寿amu。清々しい天気のもと、女性クリエイターの作品を見ようと多くのお客さんが訪れた。
出展者は20/30半の女性クリエイターたちである。世界に一つだけの手作りアクセサリーや、創造性溢れる洋風創作革靴、色の着いた蝋を指輪の形に変形させたキャンドルなど10人のクリエイターたちによるユニークなオリジナル商品が販売された。
手作りなので商品一つひとつに製作者の思い入れがある。購入されると、嬉しさと同時に寂しさもあったと言う。出展者の女性たちは、ブースに来たお客さんに手塩にかけた作品への思いを親身に話し、その姿はまるで我が子を思う母親のようであった。
キャンドルアーティストのutatanecandle mieeeeeさんは、子どもができたときに作って楽しめるものが欲しいというきっかけで3年前から飾って楽しめて、灯して使えるキャンドルを創作し始めた。一度作り出すと料理や洗濯などを忘れて、作業に夢中になれる楽しさがあるという。
また、イベントの途中ではLivlis企画の抽選くじ大会も行われた。景品は今回出展した女性クリエイターから1作品ずつ特別に提供された。
GREEN GIRLプロデューサーでイベント企画責任者の沼田健彦さんは「商品に込めた女の子たちの想いが商品価値として人の共感を生み出す。丹念にものをつくり一生懸命お客様とコミュニケーションする彼女たちを見ているとものをつくることや買うことにおいて忘れてしまった『意味』のようなものを思い出させてもらえた気がした」と語った。今後も継続して行っていき、女性たちが自分を表現できる場を提供していく予定である。(オルタナS特派員 池田真隆)
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