2012年12月3、4日に持続可能で平和な社会への変革を目指すイベント、Worldshift KOBEが神戸旧二葉小学校で開催される。

Worldshift KOBEのロゴ。真ん中の白い部分に自身のワールドシフトを記入する


Worldshift(ワールドシフト)とは発展の方向性を変えて、新たな方向へシフトすることを意味する言葉である。2009年にアーヴィン・ラズロ博士(ブタペストクラブ会長)が中心となって世界へ向けて提案した「世界的緊急事態における、ワールドシフト2012宣言」がきっかけとなり全世界へ普及した。

どうする世界?この用紙にそれぞれのシフトの変化を記入する



















現在の発展の仕方では、人類の文明に平和な持続可能性は見込まれない。よって、今までとは異なる価値観を持ち、人類の平和で持続可能性がある発展の仕方を目指すことを目的としている。

イベント当日は廃校となった神戸二葉小学校を舞台に若者世代を対象にした、有識者によるプレゼンテーション型授業を行う予定である。発表者には将棋棋士の羽生善浩氏や松田悠介氏(Learning for all代表)、マエキタミヤコ氏(サステナ代表)など豪華な顔ぶれが揃う。

全部で17名の発表者がそれぞれの立場から自らが考えるワールドシフトをテーマに発表する。今の時代の第一線で活躍するかっこいい大人たちの考えを参考にして参加者も自らが思うワールドシフトを提言する。

当企画代表の寺岡重人さん(関西学院大学4年)は「このイベントを通して、みんながそれぞれの好きなやり方で世界を変えていけるようなきっかけにしたい」と意気込みを語る。(オルタナS特派員 池田真隆)

Worldshift KOBE