2011年12月12日(月曜日)
東日本大震災の、ボランティアNPO法人である「遠野まごころネット」が、東京事務所を開所すると言うことで開所式を、JICA地球ひろば(東京都渋谷区広尾 4-2-24)にて一般及び関係者を集め、盛大に執り行われた。















「被災地の「今」と伝える交流ステーション」として今回の東京事務所開所における役割を関係者ならびに、主要ボランティアスタッフがスライドと合わせて、説明を行った。

そのなかで、一番この開所式で訴えてたのが震災から9ヶ月経った今、すでに国内でも被災地に対して感心が薄くなってきている事を危惧されていた。

具体的な課題として
・被災地の復興はまだまだこれからで、引き続き復興への活動が必要な事
・スポンサー等の、資金・物資の援助の打ち切り
・被災者の心のケア
等が、依然課題として残っている報告を受けた。

色々な課題の中で、「遠野まごころネット」が力を入れて活動されているのが、「地域(コミュニティ)づくり」。

ボランティアとして被災地で活動しただけでなく9ヶ月活動する中で、地域の人と一緒に地域のコミュニティを、復興させていくことがとても重要な事だと教えて頂いた。

これから、寒い冬が訪れ震災から一年が訪れようとしておりそのなかで、これからも精力的に活動を続けようと情報を発信続けるそうである。

「遠野まごころネット」は、遠野(岩手県遠野市)と各被災地からほぼ中間に位置する所に、拠点を構えており他のボランティア団体とも交流を図りながら被災地の支援の為の、ボランティアの後方支援を行っている。

今回の東京事務所も、そのサテライトとしての情報発信と後方支援に、十二分に今後活動してそうなので是非興味を持った方は、まずお気軽に立ち寄って欲しい。(オルタナS特派員 野角高志)



・NPO法人 遠野まごころネット 東京事務所
〒101-0032 東京都千代田区岩本町1-9-6 田中ビル1階
URL: http://tonomagokoro.net/

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