表現者が実現したい企画をサイト上で公開して、その企画への賛同者を募り、500円からの少額の出資を集めることが出来るサイト「campfire」が人気である。

CAMPFIREのサイト

人気の理由として、通常の投資とは違い、出資者は見返りとして成果物や限定ノベルティグッズなどの当サイトでしか得る事の出来ないプレミアムなモノを得る事が出来る。当サイトは2011年6月にリリースしたが、瞬く間に反響が広がり1週間で約160人のパトロンから80万円ほどの支援金を集めた。

設立者は株式会社ハイパーインターネッツ代表取締役の家入一真氏と石田光平氏である。家入氏は2008年にジャスダックに20代で上場(当時最年少社長)するなどの経歴を持つ日本有数のクリエイターである。

今までには約50の企画が成立して、一つの企画に総額270万円近いお金も集まったことがあり、今後もこのサービスの可能性には期待が集まる。家入氏は「表現者がもっと自由に創作活動をしやすくなるようにこのサービスを開発した。今後はもっと表現者を増やしていきたい」と背景を語る。今後の日本のモノ作りの仕組みを変えていくサービスとして注目されている。(オルタナS特派員池田真隆)


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