日本でも若者の投票離れが問題視されているが、それはアメリカでも同じだ。現在、今年11月に行われる大統領選挙に向けて、様々なオバマ大統領の再選キャンペーンが実施されている。




その一つがtwitter。オバマ氏は年明けから@BarackObamaを開始し、二日で3万人以上のフォロワーが集まったという。つぶやきは選挙キャンペーンのスタッフが管理しているようで、現在のフォロワー数は1200万人を超えている。他にもfacebookTumblrなども活用されている。

また著名人が協力している資金調達キャンペーン「Runway to Win」が注目を浴びている。オバマ氏のウェブサイト内にあるオンラインショップにて、マーク・ジェイコブスをはじめとする有名デザイナーやビヨンセがデザインしたTシャツ、バッグなどを販売し、その売上を選挙活動にあてるというもの。現地時間の2月7日から発売を開始する予定で、現在は予約受付中だ。

ビヨンセと母ティナがデザインしたTシャツ



前回の選挙でも、オバマ大統領陣営はインターネットによる画期的なキャンペーン活動が当選に導いたと言われている。例えばスマートフォンから募金できたり、you tubeで演説を聞けたりすることで、若者から多くの票を獲得することに成功したそうだ。

今後、日本でもソーシャルメディアを利用した選挙活動など若者向けのPRが普及するだろう。(オルタナS 木村絵里)


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私が政治家を目指す理由ー26歳の挑戦