これから数々の原発震災、脱原発関連の映像作品がたくさん公開される。
全て要チェックだ。
今、小規模分散型自然エネルギーシステムを奨める第4の革命(オルタナS関連記事)などの脱原発関連作品、アースビジョンの地球環境映像祭では「チェルノブイリ・フォーエバー」、「レオニッドの物語」など、福島やチェルノブイリなどを取り上げた原発震災関連の映像が紹介されているが、その中でも主にエシカル性の強い作品を配給するユニークな配給会社『アップリンク』は、既に公開中の上記の「100,000年後の安全」を始め、これから数々の福島、チェルノブイリ関係の作品が公開するのでお知らせする。
またこれらの映画の多くは自主上映が可能なので、同社にぜひ問い合わせてトライしてみてはいかが?
・「核の傷」
低線量内部被曝の実態を描く、自らも被曝の体験者肥田医師のドキュメンタリー。「私に課せられた使命として、自分の体験を死ぬまで語り続けていきたい」
・「立入禁止区域」
昨年末の「事故収束宣言」により、あたかも解決したかのようなムードも生まれている3・11大震災の被災地の本当に深刻な問題や心情を描くドキュメント(3/17アップリンクにて公開)。
双葉郡出身の12名によって設立された<Fukushima FUTABA>プロジェクト第一弾。
・「プリピャチ」
「いのちの食べかた」のゲイハルター監督が「プリピャチ」の事故から12年後の現実を、今も同地区に住む農民夫婦や保安要員、稼働中のチェルノブイリ原発の所長、同環境研究所職員、医師などの関係者の生々しいコメントで綴る
その他にも『イエロー・ケーキ ― クリーンなエネルギーという嘘』:「イエローケーキ」とはウランの粉末、そのウランは鉱石採掘の際に放射性物質を大量に発生させていると言う事実を明らかにしたドイツの作品。
「プロジェクト FUKUSHIMA ! ~未来は私たちの手で。~」 上映会、(with LIVE & TALK : 大友良英、野々村文宏、藤井光)、被災地支援ドキュメンタリー映画『手のなかの武器』など多数。
アップリンクには自主上映の可能な関連作品には「未来の食卓」、「セヴァンの地球のなおし方」などがある。