東日本大震災が起こってから2か月が経過した。様々なボランティア団体が現地で活動を続ける中、新しいプロジェクトが立ち上がった。内閣府認証特定非営利活動法人ローハスクラブ・PEACEである。

 

元々は震災直後に現メンバーで立ち上げた「kifuyoga」が母体となっている。今回ローハスクラブの全面的な支援を受け、新たなプロジェクトとして活動の幅を広げることになった。

 

PEACEの目的は東日本大震災の復興から、新しい日本を創造することだ。活動の軸はヨガ、ボランティア、こども、食の4つ。このうち、ボランティアに関しては震災直後から物資輸送を開始し、宮城県亘理郡亘理町へのボランティア派遣はのべ70人の実績がある。今後はボランティアを続けると共にその他の活動へ具体的な動きを進めていく。

 

共同代表の一人、高橋由紀さんはイタリアの乗用玩具RODYを使った、子ども向けのヨガを提供する株式会社ベビーヨガアソシエイトの取締役でもある。今後国内外で開催予定のRODYヨガのプログラムの全てを被災地に全額寄付する予定だ。

 

復興支援は長期に渡ることは間違いない。物資などのハード支援は容易でも、ソフト面の支援を行政主導で進めるのは難しい。PEACEのような多角的な視点をもった団体が活躍することが今後望まれる。

 

内閣府認証特定非営利活動法人ローハスクラブ

http://www.lohasclub.jp/

「PEACE」

http://www.peace-lohasclub.org